生成AIを悪用してウイルス作成！25歳の男が逮捕される
インターネット上で公開されている対話型生成AIを悪用し、コンピュータウイルスを作成したとして、25歳の男性が警視庁に逮捕されました。自宅のパソコンやスマートフォンを使い、AIから入手した不正プログラムの設計情報を組み合わせてウイルスを作ったとのことです。
犯罪に悪用できる情報を無制限に回答するAIも存在
通常、犯罪に関係する回答はできないように調整されているはずですが、記事によると、ネット上には犯罪に悪用できる情報を無制限に回答するAIもあるそうです。聞き方を変えれば、ChatGPTでもウイルス作成に関する情報を引き出せるかもしれません。
AIを悪用するには、ある程度の知識と技術が必要？
ニュースを聞いて、素人でもAIを使ってウイルスを作れるのではと不安に思う人もいるかもしれません。しかし、実際にはある程度のプログラミングスキルがないと、AIを悪用するのは難しいのではないでしょうか。逮捕された男性がどの程度の能力を持っているのか気になるところです。
技術の悪用は昔からの懸念事項、AIに限った問題ではない
AIを使った犯罪は、昔から懸念されていました。ウイルス作成だけでなく、詐欺のマニュアル作りなどにも悪用される可能性があります。ただ、これはAIに限った問題ではありません。インターネットや3Dプリンターなど、新しい技術が登場するたびに同様の議論があったのを覚えています。
規制とバランス感覚の重要性
技術の悪用を防ぐために、ある程度の規制は必要でしょう。しかし、単に「やっちゃダメ」というだけでは不十分です。AIの倫理的な使用を促すためには、バランス感覚が大切だと思います。警察や企業は、AIを含む新しい技術について理解を深める必要があるでしょう。
AIは推奨派だが、倫理的な使用が前提
個人的にはAI推奨派ですが、倫理的に使用することが大前提です。今回の事件は、AIが悪用された初めての事例かもしれません。今後、同様の事件が増えていく可能性もあります。被害が出る前に、社会全体でAIと向き合い、適切に活用していく方法を考えていく必要があるでしょう。