アニメや映画ではしばしばでてくるようなシーンですね。
先日、香港でお金をビルからばらまくという事件があったそうです。
空から落ちるお金を拾おうと人々殺到 中国で警察が出動する事態に – ライブドアニュース
ビルの屋上から100香港ドル札をばらまいたそうですが、偽札の可能性があるということです。その前にはネットでお金をばらまくということを予告していたとのことで、話題になっています。
そのお金ですが、それをまた拾おうとする人であふれました。人々が拾ったお金は警察が没収したようですが、すべて回収できたかどうかは怪しいところですね。
キャッシュレス文化になればこのような光景や表現もなくなるでしょう。
お金のばらまき
実は日本でもこういった事件はあまり聞くことはないものの、たまにあります。比較的最近の話ですと、2003年に起きた名古屋でのドル紙幣ばらまき事件です。
デイトレードで一瞬で大金を手にした犯人は、あまりにも簡単に大金を手にできたことに嫌気がさし、クリスマスも近い2003年の12月23日に名古屋テレビ塔からドル札をばらまきました。
1ドル紙幣や旧100円札を100万円分ほどばらまいたそうです。この犯人は7000万円ほど儲けたという報道がありましたが、実際にばらまいたのは100万円ほどというのはせこいですね(笑)
ばらまいたお金の8割ほどは通行人が手にし持って帰ったとされています。
ここで気になるところは、お金をばらまくと犯罪になるのか、ということです。
これは場合によっては犯罪になります。お金を大量にばらまき通行人がそれを拾おうとすると交通に影響がでます。これにより犯罪となるケースが多いでしょう。偽札をばらまいたら、それはそれで違う犯罪にもなりそうですね。
自分のお金だから何をしてもいい、というわけではないのです。
海外ではなんと1億円相当の金額がばらまかれたこともありました。
クウェートで空から1億円分のお金が降り注ぐ事件が発生 原因不明 – ライブドアニュース
さすが中東、レベルが違いますね。
しかしこちらは、いったい誰がなんのためにやったのかわかっていないようです。なにかのトラブルがあったのかもしれません。
ちなみに、ばらまかれていたお金を拾って持ち帰ったら、もちろん遺失物横領罪か窃盗になりますので、遭遇した際はぜひ気をつけてください。