先日、USB4の規格が発表されました。
ナンバリングもついに4まできましたね。
今回はThunderboltの仕様を使う形になっており、Thunderbolt3.0との下位互換があるというのもいいですね。
USBのある20年間
USBは1996年に登場しました。もう20年以上も前です。
それまでのパソコンは、プリンターなど接続する場合はSCSI接続が一般的でした。パソコンを起動していると接続できないとか、接続のつなぎ方の問題とか、そもそもたくさんの機器をつけられないなど、そこまで便利なものではありませんでした。
とはいえ、まだWindows95とかが出るくらいの話ですからね。そんなにたくさんの周辺機器があるわけでもありませんでしたので、問題なかったのでしょう。
Windows95が登場し、爆発的にパソコンの台数が増えていきます。
それに伴い多くの周辺機器が登場し、それらをつなぐための規格として登場したのがUSBです。これはとても便利で、USBから電力を供給できる仕組みになっているので、パソコンと接続するついでにそれ自体をコンセントに繋がずとも使えるようになるのです。
今となっては当たり前の話ですけどね。
現在はパソコンだけではなく、スマホやゲームのコントローラーなど、多くの場所でUSBは活用されています。
身の回りになくてはならない存在です。
その後USBはバージョンが2、そして3とアップグレードしていきます。
転送速度があがるだけではなく、多くの電力を供給できるようになります。今や、ノートパソコンですらUSBで充電する時代ですからね。
USB4で暮らしはどう変わるのか
USB4が登場すると、何が変わるのでしょうか。
今の所、転送速度が更に向上、というくらいの情報しかありません。
今現在の生活の中では、多くの人にとってはオーバースペックかもしれません。
ですが、時代に求められる容量はどんどん上がっています。今は良くても数年後には現在のUSB3.0ではできないこともでてくるかもしれませんね。