なにか新しいことを始めるときに、物を買うケースってありますよね。
高校、大学へ入学するのでパソコンを買う、楽器を始めるので楽器を買うなどなど…
いろいろなケースがあると思いますが、そこでよく言われるのが「初心者ほどいいものを買え」という話です。
初心者ほどいいものを?
初心者ほどいいものを買え、という背景にはいろいろな要素があります。
本当にいいものだからこそ、その分野の良さが伝わるということ。今は初心者でもいずれ知識や力を手に入れたとき、安くてよくないものだとすぐに不安になるから。
あとは、最上位のものを高い金額で買うことで、精神的に後戻りをしにくくさせるという点もよく言われますね。
つい先日も、パソコンライトユーザーほど高スペックのものを買えという記事がありました。
ノートPCはどう選べばいいか 初心者こそ高スペックを買うべき? – ライブドアニュース
みなさんはどうでしょう。実は、自分はあまりそう思っていないのです。
初心者は安いものでいい
楽器でもパソコンでも、初心者は安いものでいいと思っています。いろいろなことがわかるようになったら、それを手放して好きなものをまた買えばいいだけの話です。
それを無駄と取る人もいるでしょうが、無駄かどうかは周りにとやかくいわれることはないです。
今は多くの情報をネットから得ることができます。自分で調べて、というのも昔より容易ですし、必ずしも毎回誰かに相談しないとなにもできないようなことでもなくなってきました。
自分自身も音楽はHello Music 10という、DTMの入門セットから始めています。
いきなり高価なシンセなど用意する必要はないというのが自分の持論です。
迷う人は多い
たまに、音楽でもパソコンでも最初に何を買ったらいいのかと聞かれることがあります。一番安いのでいい、と答えるわけです。
ただ、その回答にあまり納得されません。これは、きっといいやつを薦めてもらいたかったんだろうな、と思うわけです。
もしほしいものがあるなら、それを買えばいいんだと思います。ギブソンのギターにあこがれてギターを始めるのであれば、いきなりギブソンを買っていいと思いますし、フェラーリにあこがれて車を運転したいのなら、初心者マークでフェラーリ乗ってもいいでしょう。
そうじゃないなら、安いのでいいのです。欲しいのあるなら、人に何買えばいいか聞くなということです。