キャッシュレスオンリーの致命傷、楽天ペイが不具合で使えない事態に!


23日に楽天ペイと楽天カードが使えなくなるというトラブルがあり、25日の昼もまた、楽天ペイが使えないトラブルがありました。

キャッシュレス社会を推進していく中で一番厄介なのがこういったトラブルで、以前あったソフトバンクの通信障害と同じように、こういったキャッシュレス事業に水を差すような出来事でした。

キャッシュレスオンリーの致命傷

もっとも日常的にキャッシュレスを使う人でも、そのほかのサービスであったり現金を持っているケースも多いでしょう。

昨日は自分も使おうと思ったら楽天ペイがメンテナンス中になっている状態でしたが、当たり前のようにPayPayを起動し事なきを得ました。

しかし、日本には楽天のサービスでしか買い物できない場所があります。それが楽天生命パーク宮城とノエビアスタジアム神戸です。ご存じの通り、それぞれ東北楽天ゴールデンイーグルスとヴィッセル神戸の本拠地で、どちらも親会社は楽天なわけです。

そして23日はよりによってノエスタでホームゲームがあったということで、そこにいたお客さんはいったいどんな感じだったんでしょうね。

通常のコンビニなど店舗では複数のキャッシュレスサービスが対応しているので大丈夫だったとは思いますけど、完全に1種類しかキャッシュレスサービスを使わないという人は、こういうときに不便なことになりそうです。

まぁだからといってクレジットカードを複数枚持ち歩いたりするのも本末転倒ではありますが。

天変地異よりあり得る話

超大型の地震などで通信網がズタズタになった場合は、キャッシュレスが使えなくなることが予想されます。

これは非常に懸念事項ではありまして、札幌で起きた地震のように、北海道の広い地域で停電になることもありました。

ただこうしてみると、そういった天変地異でなくとも、通信の不具合であったりサービスの不具合というのは起こりえる話で、なかなか真の安定したキャッシュレス社会の実現ってのは、あらためて難しいものだなぁと感じますね。

自分自身もなんだかんだで二種類のQRコード決済に、複数枚のカード、さらには秘蔵の千円札も持ち歩いてますしね。