多すぎても少なすぎてもだめ…電気の管理は難しい


電気は貯めることができません。24時間、ずっと発電所で電気を作り、家庭まで送り続けています。ありがたいことです。

電気は、需要と供給のバランスを常に保たなくてはなりません。北海道の地震では、供給が著しく足りなくなったので一斉停電するということになりました。農作物や酪農にも大きな影響がでてしまいました。

太陽光発電は多すぎても困る?

これは逆で、需要が少なくなれば供給も減らさなくてはならないということになります。

「もう太陽光、いりません」九電、連休中8割もカバー、原発再稼働も一因(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース

九州電力は、太陽光発電の事業者に稼働停止を求める可能性があるというお知らせを出しました。電気が余り過ぎているのです。

この9月は残暑もそれほど厳しくなかったというのも一因ですが、記事には原発の再稼働もありさらに電力があまる可能性があると指摘しています。

せっかく太陽光発電を進めても、電気が余るというのは変な話ですね。

原子力発電は発電量の調整をするのは難しく、こういった電力のバランスは調整をしやすい火力発電で行ったり、他の地域に電力を流すなどするそうです。それでも余り過ぎたら太陽光発電などを減らしていくしかないということになります。

じゃあ最初から発電所を減らせばいいのでは?という意見もでてきそうですが、太陽光は天気によって差もでますし、発電所減らして急に電力不足になるのも困っちゃいますからね。もっと簡単にパッとワンタッチで電力供給のバランスを変えられるような夢の発電所があればいいんですけど。

電気を保存できたらいいんだけど

電気って保存できたらいいんですけどね。近いところに充電という考え方もあります。これなんか、電気を保存という意味ではちょうどよさそうな気もします。

キャンプや災害時の心強い味方! 11,4000mAhの超大容量モバイルバッテリー「RIVER Portable Power Station」(bouncy) – Yahoo!ニュース

最近、11万ミリアンペア越えというすさまじいモバイルバッテリーの記事がありました。

使い切るのにいったいどれくらいかかるのだろうか。さすがに日常では使わなさそうですが、キャンプや災害時にみんなで使う分にはよさそうですね。

なんか余ったらこういう巨大なモバイルバッテリーを充電するとかでバランスとれればいいんでしょうけど、まぁコスト的に無理な話っぽそうですね。

意外と電気って難しそうなものなんですね。毎日無意識で使ってますが、ありがたいことですね。