ペッパー君がなかなか思うように伸びず、人型ロボットがその辺に存在しているという未来はなかなか難しいものだな、と思い知らされました。
昔は、2020年代にもなれば近未来の世界がくると思っていたんですけどね。
テスラが人型ロボット
人型ロボットというのはけっこう難しいのです。
人間は簡単に歩いたり座ったりしますが、あれは脳が絶妙に体のバランスをコントロールしながら制御しており、相当なテクノロジーなわけです。
人型にしたところで、例えば物を運ぶだけなら自動車型の方が早いよね、受け答えするだけならソフトウェアに画面でもいいよねと、万能な人型をわざわざ作るメリットがどれだけあるんだろう、というところもあるかなと。
なので人型ロボットを作るところはしばらく出てこないかなぁと思ってましたが、なんとテスラが人型ロボットを作る発表をしました。
Tesla、人型ロボット開発に参入 2022年にプロトタイプ公開(ITmedia NEWS) – Yahoo!ニュース
テスラは電気自動車で有名な会社で、ぐんぐん成長しています。
そんなテスラがどのような人型ロボットをつくるのか、とても興味があります。
用途は作業向け
テスラが人型ロボットをどのように活用するイメージなのかというところですが、今回は作業向けということを発表しています。
具体的には危険な作業、単純な作業ということで、あくまで人間以上のパフォーマンスをすることより、人間と同等のパフォーマンスをするイメージのようですね。
もちろん、疲れないという意味では人間以上ですけども。
たしかに危ない作業もありますし、ロボットだからこそ行ける場所もありますしね。
ただ、このロボットが普及したら失業する人も増えそうですね。
このあたりの話は産業革命でも同じようなことがありました。
そのうち別の機会でまたお話したいと思います。
テスラが作る人型ロボットは、来年プロトタイプ公開とのこと。
ちょっと楽しみです。