古文書をAIが解読!多岐にわたるAIの活用法


AIというとテクノロジーというイメージが強く、やはりコンピュータ系のイメージが強いですよね。

しかし、その活用分野はありとあらゆるところへ進む可能性があります。

古文書の解読もAIで

古文はセンター試験でもとにかく苦手で、くずし字で書いてある文章なんて、もうなにがなにやらさっぱりです。

しかしこれは自分だけではなく、プロの学者だって昔のくずし字をスラスラ読めるわけでもありません。

古典・古文書の難読「くずし字」、AIが瞬時に解読…精度90%も(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース

面白いニュースがありまして、古典や古文書のくずし字をAIが瞬時に解読するという技術です。

専門家が10分かかるものをAIは1秒でやってのけてしまうそうです。

たしかにくずし字は読むのが大変ですが、それでも字であることには変わりなく、機械学習することでこのタイプの崩し方はどれだ、と判別することは可能なのかもしれません。

なかなか面白い技術ですね。

まだまだ多くの分析されてない古文書もあるといわれていますし、なにかこういった技術を応用することで、新発見にもつながるのではないかと期待されています。

未知の言語も解読できる?

これでちょっと思ったのは、未知の言語もAIで分析して解読したりもできるのでしょうかね。

現在、地球上に存在する言語ではもう未知なものはないかもしれませんが、古代のものでしたらそういったものもありそう。

それこそ、何が書いてあるかわからないヴォイニッチ手稿とか、そのうちAIが解読したら意外なことがわかったり、なんてこともあるのかもしれません。

知的生命体と出会ってお互いに何をしゃべってるのかさっぱりだったとしても、AIが分析してなんとなくの文法や単語を学習する、なんてこともできたりするのでしょうか。

分析、学習はそれこそAIの得意分野ですからね。データ量さえあれば、人間がやるより早く未知の言語を解読することができるかもしれません。

AIは自然と溶け込む

AIというと勝手にしゃべる人工知能をイメージしがちですが、もしかしたら人格を持つとかそういう形よりも、やはりこういった機能的な部分で生活に活かすような形で自然と溶け込むようにも思えます。

こういった考古学であったり、芸術の世界であったり、その活用は多岐に渡ります。音楽の世界でももちろん。

なにか面白い使い方を見つけたら、またぜひ紹介しますね。