健康な人でも急に倒れたり、もしくは事故や事件に巻き込まれたりと、突然命を落とす、もしくは長期的に意識がなくなり帰宅できなくなる可能性は少なからずあります。
もちろんそうはなりたくないものですが…。
家にペットがいます
「家にペットがいます」カードが話題になっています。
「家にペットがいます」ペットの放置死を防ぐカードが話題に – ライブドアニュース
たしかに、急に外出先でなにかがあれば、家にいるペットはどうにもなりません。これはたとえ家族がいようとも、家族もろとも交通事故などにあえば同じ話です。
例えば職場など確実に毎日会うような状態の人がいるのであれば、もしかしたらそういったリスクも少しは避けられるかもしれません。それも、職場の人がその人がペットを飼っていると知っていればの話でもあり、状況次第でなんともいえませんね。
緊急時の諸連絡をすることはできないか
これだけネットが発達している時代、急死した場合に備えて、死んだら周りの人にこうしてください、と指示する方法はないのだろうかと思うわけです。
極端な話ですが、マイナンバーカードに顔認証と指紋認証を登録してしまえば、死んだらその人が誰だか一瞬で把握できるわけで、その人が死んだという事実を入力することができます。そしたらそのシステムが発動して、緊急時の場合はこうしてほしい、というのが必要な人間に一斉送信される仕組みです。
ペットに関してもそうですが、他にもいろいろありますよね。介護してる老人がいたり、小さな子供がいたりという家族事情もあれば、他にも株や仮想通貨など変動する資産を持っていて、状況によっては資産が減ってしまう場合もありますし、その指示も必要でしょう。
中には、消してほしいデータなどもあるかもしれません。もしくは、仕事などでデータを扱う場合は、それがなくなれば周りに迷惑がかかってしまうし、そういった指示もあるといいですよね。
いや、でも細かすぎると遺言としては、毎回更新しないといけないので難しいかもしれません。人工知能が発達して、SF映画のようなAI秘書が常にいてくれたら、そういったことも勝手に把握してくれるかもしれないですけどね。
大家さんも、その公式な死亡データがすぐに把握できれば、信頼できる人への鍵の受け渡しなどしやすくなります。今はどうしても時間がかかりますし、これから少子高齢化で一人暮らしの人も増えるでしょうから、なにかこういった死に関連するサービスって重要になってくるのかなと思うのです。