先日、ちょっとカーシェアで車に乗ったら、前の人がラジオを聴いていたようで、それがそのまま流れてました。
ちょうどAIの話をしていて、自律的でなおかつ意識のあるAIは生まれるのか、というテーマで、なかなか興味深い内容でした。
その中で、そもそも意識とは何かという話がありました。
意識があるということの難しさ
そもそも僕らは意識があります。ありますよね?
なぜ意識があるとわかるのか。それは、自分が意識があると認識しているからです。
逆にいえば、認識してなければ意識がないということです。我思う故に我あり、というデカルトの言葉以上に、意識の説明の仕方はないということです。
宇宙人はいる
宇宙人はいるのか、というテーマは、かなり長い間議論されていることです。
先日、英国の宇宙飛行士が宇宙人はいる、という発言をしてそれが話題になっていました。
「宇宙人は存在する、地球にいる可能性も」 英国初の宇宙飛行士が断言(CNN.co.jp) – Yahoo!ニュース
宇宙人というとSF映画やアニメのようなものをイメージしがちではありますが、実際は思っているものとは違うかもしれません。
彼女の発言の中にもあるように、僕らと同じように炭素と窒素でできているものではない可能性もあるということです。目に見えないだけで、そのあたりにいるのかもしれません。
意識のあるなしは、外からではわかりにくい
自分は意識があります。でも、これを読んでいるみなさんにも意識がある、と自分は認識しています。
これは、勝手に意識があると思っているだけです。ですが、その辺の石ころには意識がないと思っています。これも、意識がないと勝手に思っているだけです。
そう判断するのは、例えば何かをしたときに反応があるかないか、が一番わかりやすいですね。犬や猫も話しかけると反応がありますし、意識はあります。みなさんもそうです。ですが、石ころに話しかけても反応はありません。
そういった積み重ねにより、なんとなくこれには意識があり、これには意識がないと勝手に判断しているということです。
しかし、必ずしもそうは言い切れないかもしれません。実は意識があるのかもしれません。意識については前にもこちらで書いていますが、意識を人工的に作ることができるのか、さらにはそもそも意識とはなんなのか、というのはこれから人類が直面する大事なテーマな気がしています。
実は、もしかしたら僕ら人類は根本的に勘違いをしているのかもしれません。AIが意識を持つのか、これはとても興味深いテーマですが、それを通じてそもそも意識とはなにか、生命とはなにか、というところから宇宙やこの世の事象そのものへの理解もまた別のベクトルから深まるような期待をしています。
ちょっとスピリチュアル的な話でもありますけどね。