QUESTIONより:味覚の変化は意外に頻繁?味蕾の入れ替わりスピードは意外と速い


QUESTIONより

彩雨さん、こんばんは。 私は大好きでよく飲んでいた物が、ある日突然口に含んだ瞬間吐き出すくらい苦手になったものがいくつかあります。 多少のリニューアルはあるでしょうが、自分でも理由がわからず今に至ります。 彩雨さんはそんなことありますか?


まぁ多少の味覚の変化はあるでしょうし、好きだったものがそれほどでもなくなったり、嫌いなものが意外と好きになったなんてことは誰にでもあることでしょう。

お店とかだったら、数年ぶりにいったら思い出補正もあるでしょうし、お店の味そのものが変化するケースもあり得る話です。

とはいえ、急に吐き出すレベルでという経験はないです。

味蕾の入れ替えは意外と早い

人間は舌で味を判別します。下にある味蕾がセンサーになっています。

その味蕾ですが、生きている間ずっと一緒なのではなく、入れ替わりをしています。そのスパンは、なんと短くても10日ほど、2週間から3週間の間には全部変わってしまいます。けっこう頻繁に入れ替わりをしているわけですね。

なので、まぁ多少の味覚の変化は常に起きていると思っていいのかなと思います。

それでも、急に吐き出すという変化もあるのでしょうか。ちょっとそこまではわかりませんでした。

吐き出すのには理由がある

食べ物を吐き出すというのはとても大事なことで、体が、本能がそれを食べてはいけないと拒絶しているということです。

腐ったものなどは、好きでも吐き出すわけですが、これは大事なことです。

嫌いすぎて、見ただけでも吐き気が、という人もいます。

体に極端に合ってないケースもあるでしょうし、心因性もあるそうです。

それにまつわる嫌な思い出が、心にそれを見たら吐き出す、という行動を促がすわけですね。それが無意識で行われます。

嫌いな食べ物を無理に子供に食べさせるべきか、という議論にはいろいろな意見があると思いますが、もし子供がそれを見ただけで吐くようなものであれば、無理強いさせてはいけないと自分は考えます。

急に味覚が変わることはあるでしょうが、急に吐き出すレベルのものがいくつもあるということで、もしかしたら味覚がどうということだけではなく、なにか気づいていない心因性の原因もあったりも…なんて少し考えてしまいましたが、どうでしょうね。