香川県のネット・ゲーム依存症対策条例に対して思うこと【アヤノ.メα】


アヤノ.メα

今年の頭に話題になった香川県のゲーム規制に関する条例ですが、可決されました。

こちらについては多くの意見もあることでしょうが、これだけスマホやネットが浸透した社会において一つの問題提起を行った形になっています。

香川県の条例とは

18歳未満の子供に対し、ゲームをする時間制限を設けたり、夜のスマホ利用を制限するような条例です。

罰則規定はなく、守るように努力してください、というものです。

近年たしかに子供のゲーム依存、スマホ依存は大きな問題になっています。子供は大人のように自制をすることができませんので、やろうと思えば一日中でもゲームをしてしまいますからね。

もちろん大人だってゲーム依存になりますし、パチンコや酒はどうなんだという話もありますが、まぁそれはそれ、これはこれということで、子供にとっては依存になりやすいゲームについてどう考えるべきなのか、考えていかなくてはなりません。

ナンセンスな条例ではあるが

自分としては、今の世の中は生まれてすぐにスマホやネットがある世の中にこれからなっていくわけで、こういった利用に制限を設ける条例はナンセンスであると考えています。

といいながらも、じゃあ子供のスマホやゲーム依存を放置していいかというとそういうわけでもなく、規制も含め幅広い方法を議論していってもらいたいなとは思います。

問題提起としてはアリ

これまでありそうでなかった問題で、今回こういった条例が可決されたことで、他の地方自治体も同じような動きが出てくるかもしれません。そうなったときに他が追随するのかどうかも含めて、注目していきたいなと思っています。

子供のゲームは依存になりやすいですし、SNS利用についても犯罪に巻き込まれるケースもあり、スマホ利用についてはとりわけ難しい問題をはらんでいます。その一方でコミュニケーションツールや学習ツールとしても非常に有用ですし、悪として切り分けはしないでほしい気持ちもあります。

今回の香川県の条例を通じて、全国でこの問題について考えるきっかけになるといいなと思いますね。