日本だと自動車の最高時速は時速100kmとなります。これは高速道路が日本で登場してからずっとこの時速100kmとなっています。
昨年、新東名の一部区間で初めて時速110kmの区間を試行しました。
新東名、最高速110km/h区間の試行から半年、事故や違反は増えた?減った?(くるまのニュース) – Yahoo!ニュース
最高時速が増すと事故は起きるのか
当たり前の話ですが、同じ道路でも最高時速が30kmと100kmがあれば、最高時速が少ない方が交通事故も少ないように思えます。スピードが増えれば増えるほど、急停車が難しくなり、さらには事故があった時のダメージも増大します。
新東名の一部区間の最高時速を上げる際も、この交通事故については論題になっていました。
先ほどの記事によると最高時速が上がっても今のところ事故が増えているということはなさそうですね。
とはいえ、現在は最高時速を120kmまで上げられるかが焦点になっているようです。果たして、高速道路のスピードが上がる日はくるのでしょうか。
最高時速無制限のアウトバーン
ドイツには最高時速が無制限となるアウトバーンと呼ばれる高速道路があります。これもまた日本ではとても考えられないことですね。
実際のところ、すべてが最高時速無制限の区間ではなく、制限速度が設けられている区間も多いようです。また、最高時速140kmを超える交通事故は保険の適用外となるそうで、アウトバーンを走る車が見境もないスピードで走りまくっているかというと、そうではないようです。
一部のユーチューバーがネタで時速300kmとかやるみたいですけどね。
実はドイツではアウトバーンでの交通事故の割合が多いわけでもないそうです。スピードが速ければ交通事故が起きるわけではない、ということではなく、ドイツの人が交通ルールを徹底して守っているから、とも言われています。
ちょっとしたことですぐ煽り運転をしたがる日本ではアウトバーンの施行はまずないでしょうね。
なぜ車の最高速度は時速180kmなのか
外車は違いますけど、日本の車はだいたいは最高時速が180kmですよね。でも日本では基本的に最高時速は100kmで、180kmも出せば捕まってしまいます。
なぜ車の最高時速は時速180kmまでメーターがあるのでしょうか?
これについては明確な理由はないそうです。もっとも、最高速度が100kmまでで時速100kmで走るのと、最高時速が180kmで時速100kmで走るのでは、なんか安心感が違いますよね。きっとそういうところに理由はあるのかな、とか、海外では時速140kmまで走れるとかいろいろ交通事情が違いますので、世界のどこでも売れるようにそうなってるのかな、とか、そんな理由かなと思います。
これからもしかして高速道路の最高時速が上がるようなこともあるかもしれませんが、みなさんも安全運転で!