もう無理!テレワークのための外出という矛盾を乗り越えよう


テレワーク、苦戦されている方も多いと思います。

仕事内容自体の変化もあるでしょうが、普段ずっと一緒に過ごしているわけではない家族間でのストレスであったり、家にいると集中できないといった環境の影響もあるでしょう。

内心どっかにいってくれと奥さんに思われている旦那さんは、きっと多いかと思います。

家で仕事をする苦痛

自分は当たり前のように家で仕事をしていますが、これは人によります。どうしてもできないものは、できないのです。どれだけ工夫しようとも、できない人はできないのです。

これは仕方のないことで、長期的にはともかく、こんな短期的にできないものをやれというのは無理な話です。

実はこれって、受験勉強をするのにカフェを利用していたかどうかで決まるような傾向もあると思っていて、自分は家でも遜色なく集中して勉強ができていました。しかし、人によってはカフェや図書館などにいかないと勉強できない人がいました。性格の問題ですし、それがいいとか悪いとかの話でもありません。

外出自粛が叫ばれている昨今、家で仕事をするというのが苦痛であり、生産性ゼロになるという人がいるということを理解することも大事です。

テレワークのために外出するという矛盾

今は、コワーキングスペースと呼ばれる、要するに外で仕事をするための場所に人気が集まっているそうです。

意味ないじゃん、って話でもありますが、人には人の事情があります。それをつぶすのではなく、そういう人のための場所をどう提供できるかというのが大事です。

その対策でしょうか、東京都は面白い試みをしています。

テレワークするためのレンタルオフィスとしてのホテル利用を促進しています。たしかにビジネスホテルは都心だけではなくあらゆる町にもありますし、都心へ通勤する必要もなく、近くのホテルに通勤するという形で、自宅でテレワークができない事情がある人の受け皿となります。

矛盾しているように感じる人もいるかもしれないですが、急激な社会変容には、こういった対策は必要です。

問題はここから

今はまだ我慢できている段階だと思います。

コロナ騒動は三段階という話をボイスアヤノ.メなどでしていますが、直接的なコロナによる病気、経済的損失、その次は心の問題です。

もし緊急事態宣言が延長され、5月いっぱい、6月いっぱいと続くことになるのであれば、心の問題が社会問題となって表れてくることになります。4月末の段階で少し見え隠れしたころではありますが、さすがの日本人もいつまでもは持ちません。GW明け、延長が万が一決まるのであれば、そのあたりが最初のハレーションが起きるタイミングかなと思い、心配しています。