これから先は、副業というのが大きなキーワードになってきます。
生き方はそれぞれ、稼ぎ方はそれぞれということで、やれる範囲で自分にあったライフスタイルを作り出すためには、副業は不可欠です。
インターネットでは副業ブーム
副業がやりやすくなる土壌を作り上げたのは間違いなくインターネットの功績です。
YouTubeといった広告ビジネスもそうですし、余った時間を使ったちょっとした仕事から大きなプロジェクトまで請け負うことができるクラウドソーシングなどがその代表ですね。
この市場はまだまだ右肩上がりで、発注する側にとっても選択肢が増え、ますます活性化することになるでしょう。
社内副業という新しい考え方
その中で、KDDIが就業時間の一部を他の部署に当てるという社内副業という考え方を提示しています。
社内のいろいろな仕事を把握するというのはとても大事なことです。
KDDI、就業時間の2割を他部署で使える「社内副業制度」導入–1万人超の正社員対象
研修などで若いときにいろいろな部署を回ることはあるかもしれませんが、社内の他の部署を体験してみることで、それを自分の本業に活かすということはあり得る話だと思います。合理的に考えればそれは無駄ではあるかもしれませんが、そういう部分は自分としても大事にしていきたいと思っています。
社内副業は副業なのか
では社内副業は副業なのか。実はこの考え方には疑問があります。
副業というのはあくまで副業ということで、こういった社内での副業を副業といっていいのか、なんとも言えないところがあります。
副業というのはそういうものではないような気も。でも感覚的な話なのかな。バンドマンという仕事の性質があまりにも多能工化しているせいで、そう感じているだけかもしれません。
とはいえ、いろいろなことを経験したいという社員にとっては、社内副業というのも魅力的に感じる部分もあるのでしょうか。まぁ考え方はそれぞれでしょう。
自分としては、社内副業は賛成派です。自分が社長だったら、社員に多くの分野の仕事を割り振り、みんなで多くの現場の感覚を共有できる下地を作るべきと思っています。