最近、YouTubeで海外の科学系のドキュメンタリーを見るのにハマってます。これがなかなか面白いんですよね。
まぁネタとしては日本の都市伝説系の動画でもよく出てくるものであり、話としての新鮮味はないんですけど、ああいう話は好きですね。
ちなみに最近のお気に入りは月の謎です。
ロズウェル事件
日付けとしては1日ずれてしまいましたが、昨日の7月8日はロズウェル事件の日でした。
1947年の7月8日、アメリカのロズウェル陸軍飛行場に近くの牧場に墜落したUFOを回収したということ、さらには宇宙人の死骸まで回収したということで大きな話題になりました。
といっても、実は大きな話題になったのはその30年後の、1980年前後のころです。
事件後はすぐに忘れ去られたこの一件でしたが、1978年に軍が宇宙人を回収したという旨のコメントをドキュメンタリー番組で公表し、それをきっかけに大きな話題になるのでした。
80年代以降は、こういった事件であったりSF映画だったりと、宇宙人関連の話や都市伝説関連の話が盛り上がるタイミングでして、このロズウェル事件もそういったマニアたちの間では今も語り継がれる謎の多い事件でもあります。
映画などでもよく使われる題材でもありますね。
宇宙人ネタが落ち着いてきた
近年は、こういった界隈の話でも、宇宙人ネタがずいぶん落ち着いてきたなという印象があります。
NASAの陰謀論などありますが、実際のところ今では民間も宇宙へ進出できる時代でして、もしなにかあるのであればこれから先、隠し通せないわけです。そういったところ、要するになにもないということの現れなのかなとも思います。
トランプ大統領なんてTwitterで面白い宇宙ネタがあればスパッと公開しそうな雰囲気もありますが、何もないということはやはり何もないのかもしれません。
技術も発達し、月面や火星などもこれまで以上に鮮明な画像データを得ることができるようになっています。火星の人面岩なども昔は盛り上がりましたが、その鮮明な画像により人面でもないことが明らかになり、こういった技術の発達が逆に宇宙人ネタのトーンダウンにつながっているのかもしれません。
未知との遭遇はないかもしれない
もしかしたらもうすでに宇宙人と接触している人間はそれはもちろんいるかもしれませんよね。でも、それが公表され当たり前のように宇宙人がそこにいるような世の中になる日はくるのでしょうか。
数十年前よりも宇宙が決してファンタジーでもなくなってきた現代において、みんなうすうすと未知との遭遇はないのではないか、と考える人も増えているのかもしれません。
少し寂しい話でもありますが、宇宙人の脅威よりも普段の生活の脅威のほうが大変で、こういった話が盛り上がるのはやはり世界が目に見えて右肩上がりの時にこそイケイケの状態で出てくるところもありますからね。
こんなに宇宙は広いのに、時代は2020年にもなったのに、なぜ宇宙人に会えないのか。フェルミのパラドックスなんてものもありますが、僕らが生きているうちに未知との遭遇はやってくるのか、興味深いものです。