昔は車は空を飛ぶまではいかずととも、地面から少し浮いて動くような未来を想像していたと思います。
それでも時代は2021年、いまだにタイヤは付いています。
このように、こうなるだろうな、と言われていながらも、意外となくならないものって多いんですよね。
今回もなくなりそうでなくならないモノの話ですが、ここで取り上げるのは文字を打つキーボードの話です。
物理キーボードがなくならない
SF映画なんかでは空中に浮きあがったキーボードなりなんなりで文字を打つシーンなどは多く登場します。
しかし、パソコンについては、この2021年においてもやはりキーボードの需要はなくなりません。
Surfaceのようなタブレット型のパソコンもありますが、それでもやはり物理キーボードがなければ仕事になりません。
その一方で、スマホはキーボードがなくなりましたね。スマホが登場したときはボタンがない端末など文字を打ちにくいのではないかと思っていましたが、なんだかんだで多くの人は物理キーボードがなくても文字を問題なく入力することができています。
とはいえ、iPadについては物理キーボードがついたカバーが売られるなど、なんだかんだで物理キーボードの需要はなくなりません。
おそらくノートパソコンについても、キーボードの部分を完全にタッチパネル方式にするものは何度も製品開発する上で各社アイデアにあがっているはずとは思います。そういったコンセプト画像も見たことがあります。
しかしコスト面、操作性を考えるとなかなか導入しにくいのでしょう。
実際に自分もブログ執筆で文字を入力する機会が多いわけですが、物理キーボードのないパソコンが欲しいかといわれると、いらないかもしれません。
行きつく先はどこにあるのか?
先日、ブラインドタッチを極めるために間違うと電流が流れる恐怖のキーボードがネットで話題になりました。
ブラインドタッチを極めるための最恐デバイス「タイプミスすると衝撃が走るドSキーボード」(ギズモード・ジャパン) – Yahoo!ニュース
まぁこれはこれとしても、この2021年になってもブラインドタッチをする能力は相変わらず求められます。
もうしばらくは今までのキーボード方式で文字を入力するということに変化はなさそうです。
指を使う文字入力も、スマホのフリック入力やペンの認識など選択肢もあります。今は音声でも文字入力ができるようになりましたね。
現在注目されているのは、脳波を使った文字入力です。
中国が、脳波タイピングの世界記録を樹立。毎分140文字相当で、指のタイピング速度を上回る
こちらも、昨年の世界記録では指でのタイピングよりもハイスピードで文字入力をすることができるようになりました。脳波といっても、頭の中で想像した文章が入力できるわけではなく、文字を目で注視するとそれが入力される、という仕組みになっています。
これが本当に念じるだけで文字入力ができるようになったら、それこそテレパシーのようですね。