12月12日の漢字の日、毎年恒例の今年の漢字、今日も清水寺で発表がありました。
今年の漢字は…
「北」
とのことです。
今年の漢字は「北」に決まる (オリコン) – Yahoo!ニュース
キター!!って感じはない。
毎年いろいろなことがありますので、1年を漢字1文字にするというのもけっこう大変かとは思います。そして今年もいろんなことがありましたが…それで北というのもなんかわかるようなわからないような。
北ということで、ほぼすべての人が北朝鮮ミサイル問題のことを連想したかと思います。世界でも国際問題がイスラム国から北朝鮮へ注目の舞台が移りつつあるように感じました。報道では北海道日本ハムファイターズの北とか九州北部の北とかキタサンブラックの北などあげられていますが、それらは残念ながらこじつけ感がいなめません。
もちろん北朝鮮問題が国内でも世界でも大きく取り上げられたのも事実です。くしくも、今日は曽我ひとみさんの夫であるジェンキンスさんと、拉致被害者家族の増本信子さんが亡くなるという悲しいニュースがあった日でありました。今年は金正男氏殺害のニュースや、トランプ大統領も国連で拉致について取り上げ、核実験の問題と合わせて、今月は北朝鮮から船で日本にやってくるなど、ミサイル以外でも北朝鮮に関するニュースが多い1年だったのも特徴的でした。
そういう意味で北という漢字が1年間たしかに話題には多く上がったのは事実であり、では他が何がいいのかというと難しいですね。とはいえやはり去年の「金」や一昨年の「安」のほうが説得力ある感じではありましたね。
できればポジティブな漢字がいい
不倫、政治倫理、報道倫理と、今年は「倫」かなぁともちょっと思ってました。毎年これも候補に上がってますが、イメージ的にはちょっと微妙ですね。とはいえ、ここ数年はわりとポジティブといいますか、ネガティブではない単語が選ばれていたように思えます。震災の年で選ばれた「絆」もいいチョイスだったと思いますね。今年は「北」ということでそれ自体がネガティブな意味ではないのですが、どうしてもちょっとそっちを連想してしまうものです。小池フィーバーがもう少し続けば「希」だったかもしれないですね。来年はポジティブな漢字が選ばれるような明るい1年になればいいなと思います。