忙しいことは無能の象徴


なにも考えず、なにもわからず、いろいろなところに無駄なお金を払い続ける生き方は賢くありませんが、同じようになんでもかんでも自分ですべてやるという生き方も賢くありません。

本当に賢い人は、人に仕事を任せるのがうまいなと思います。

自分でやるほうが安く楽だという間違った考え方

人にお願いしたほうが楽じゃん、ってのは間違いないんですが、もう少し踏み込むと自分でやるほうが楽だなと思うこともあります。それこそお金もかからないし、なにかあればすぐ対応、修正もできます。

ですが、なんでもかんでも自分でやるというのは、自分じゃなきゃできない仕事をやる割合が減ってしまうということです。

一番いいのは、自分にしかできない仕事に集中する環境を整えること。そのために、他の人でもできる仕事はお金を払ってでも他の人に任せるという考え方がベストです。

しかしこれが難しい。

やらなくてもいいことを探すスキル

やるべきことを探すのは大前提。そのうえでやらなくてもいいこと、をうまく探せる能力というのはとても大事です。

とはいえ、仕事は多岐に及び、それぞれを人に回していくという取りまとめをするだけでも一苦労。アウトソーシングはとても便利で、人にちょっとした仕事をお願いするには最適なシステムです。さらに最近はオンライン秘書といって、多くの業務のやり取りを代行してくれるサービスもあります。

一人でのビジネスでもうまく人を使える仕組みができつつあります。

貧乏暇なしという言葉がありますが、言い得て妙というやつです。無駄に忙しい人は、残念ながら無能です。

しかしここの部分、受け取り方を間違えると逆の意味になってしまいます。ここが難しいところ。

90年代は忙しい人こそ正義という考え方がありました。今は確実に時代は変わっていていますね。こういったバランス感覚、自分もしっから養っていきたいと思っています。