QUESTION
配信ライブのチケットは当日が１番売れるみたいですが｢集客に応じてイベントにかけられる予算が決まるので早めのほうがライヴで出来ることが増える」という表現者側の意見を見ました。通常ライブの頃にMCでそのような話は聞いたことがあったのでなるべく先行でチケットを購入するようにしていましたが配信ライブだと当日券のような値段の差が無かったり交通の手配などの必要もないのでついのんびりしてしまいますが、やはり発売日に購入した方がいいのでしょうか？
なるほど、自分にはその発想はなかったですね。
まぁでもたしかに予算立てという意味ではある程度数字が見えている状態のほうが安心はできますが、ちょっとその辺りの話をするには裏話すぎる感はあります。
配信チケットは当日が一番売れる
通常のライブは整理番号のこともあるし、売り切れる可能性もあるし、やはり早めに売れる傾向にあります。とはいえ、実はラスト一週間もそれなりに伸びます。やはり予定が確定してから買うほうがいいということもあるでしょう。
配信チケットは整理番号や売り切れの概念がなく、早く買うメリットはあまり、というかまったくありません。
まぁ普通に考えて、ライブを見る当日に買う人は多いのではないでしょうか。すでにZaikoやニコ生などのアカウントを持っていれば、購入までの手順も少ないですしね。
バンドマンはびびる
しかし当日にガツンと伸びるのはありがたいわけですが、前日まではチケットが動かないことに対してびびるバンドマンも多いと言われています。
この気持ちもよくわかります。
ここはこういったデジタルのいいところでもあり、悪いところでもありという感じですね。
もしそれが嫌なのであれば、物販付きチケットを数量限定で売るとか、なにか早く買いたくなるような仕掛けをする必要があります。なかなか早く買ってくれ、と呼びかけるのにも無理があります。
ライブの代替ではない配信ライブ
この感覚は、ライブの代替として配信ライブを捉えると生まれるものです。しかし最終的には配信ライブと通常のライブは完全な別物として存在していくことになるでしょう。
今はまだ文化が始まったばかりですが、これからもう少し時間が経過し、いろんなアーティストがあれこれ考えることで、配信ライブはどんどん形を変えていくことになるんだろうなと思います。