宇宙のどこかには宇宙人が…という話は昔からあるわけですが、実際になかなか宇宙人とは会えません。
今日は久々に宇宙の話です。
金星がホット
先日、金星に生命の痕跡が!という気になるニュースがありました。
金星に生命の痕跡か 大気からホスフィン検出(AFP=時事) – Yahoo!ニュース
ホスフィンというのは聞きなれないものですね。どうやらホスフィンがあればそれがすなわち生命がいることにつながるわけでもないようですが、重要なのはいったい何がホスフィンを出しているのか、ということのよう。
ホスフィンというガスは地球では酸素が少ない場所で微生物が生み出している物質とのこと。じゃあ金星ではどうなの?
金星という特異な環境の中ではホスフィンはすぐ破壊されてしまうとあります。つまり、何かがそれを出し続けているということ?
まぁよくわからない話ですが、火星、金星のような岩石惑星でホスフィンを観測したのは初めてとのこと。
夢広がる話ですね。
金星ってどんなところ
火星と金星は地球から近い惑星ということで、昔からなじみがあります。
金星は地球より太陽側ということで、めっちゃ熱い星です。
熱いので生命が暮らすのは難しそう。地球から移住するならやっぱり火星?というところで、火星ほど注目されていない金星ではありますが、なかなか興味深い惑星です。
金星の地表はなんと400度越え!熱い!
その理由は太陽に近いということと、金星の大気には大量の二酸化炭素があります。それにより温暖化され、さらに熱くなっているわけです。
金星探査
火星にも探査機を送り込んでいますが、金星はどうでしょう。
調べてみると、やはり地獄のような環境ということで、なかなか金星探査は進んでいません。金星へ人を送り込むどころか、金星探査機を送り込むのにももう少し時間はかかりそうです。
ちなみに70年代や80年代に金星探査機をソ連やアメリカが飛ばしています。ソ連のものは、いくつか地上へ降りています。それ以降、金星探査はストップしている感じです。
日本もあかつきという金星探査機を現在飛ばしていまして、金星の周りから観測をしています。
宇宙開発と言えばやはり火星、月が有名ですけど、金星についてもこの21世紀に探査は進むことはあるのでしょうか。