年末年始にまさかの17連休は実現なるか


※のちに政府が火消しという報道もありました

年末年始に17連休要請?「あくまで分散」政府が火消し – ライブドアニュース

ゴールデンウィークやシルバーウィーク、今年はオリンピック期間の連休なども話題になりましたが、また別の連休が話題になっています。

年末年始の特別休暇延長です。

年末年始に大型連休

ここ数日でいきなり政府内から飛び出したこのアイデア。

年末年始に、なんと一説によれば17連休という大型連休をぶち込もうというアイデアです。これはすごいですね。

狙いとしては休みを増やしてあっちこっちでお金を落としてほしいというものもあるでしょうが、短い休みに大勢の人が出歩くことで感染のリスクが高まるよりは、大型連休にして遊びに行くタイミングをずらしてほしいという思惑もあるようです。まぁそれで遊びに行くタイミングがずれるのであれば、そうかもしれません。

この大型連休、祝日を増やすという意味ではなく、会社の休みを増やすという形です。政府が要望を出し、どういった形で、どれくらいの規模感でこの休みが実施されるのかにも注目です。

休みが増えるor仕事が増える

休みは増えるのはありがたいことですが、サービス業は地獄だ、という意見も多いですね。

この考え方は労働者目線に立つか経営者目線に立つかで考え方が変わるのですが、経営者目線で見るとこれは稼げるチャンスということで、稼げないと思うならば世の中が連休だろうが気にせずサービスを閉じてしまえばいいだけの話です。じゃあなぜやるのかというと、経営者としては稼ぎたいからですよね。

労働者目線ですと仕事が増えてただただうざいだけです。でもそのおかげでリストラに合わなくてすんでるだけかもしれません。この感覚、本当は経営者と労働者で共有できるといいのになと思うんですよね。

ちょっと話はそれましたが、観光業界、その他サービス業にとっては、それはもちろん忙しくなることでしょう。しかしまじふざけんな!といってる人も、そのおかげでクビにならずに生活できているのかもしれません。

仕事があるということは辛いことですが、ありがたいこと。この矛盾、そしてこのやりとりは資本主義の宿命でもあります。

年末年始の帰省は別問題

日本では落ち着きかけたコロナですが、ここ近日はやや微増になっているようです。欧米ではこれまでにないレベルで患者数、死者数が増えています。

冬になればコロナは増えるのか、もちろんわかりませんが、その兆候は出始めています。

このまま日本は冬へ向かっていきますが、年末年始の帰省についてGWや盆に引き続き見送る選択をする人も多いのではないでしょうか。それなのに旅行はOKという話ではありますが。

なんだかんだんで年末年始は家族みんなで帰省して大勢で集まる機会が増えるでしょう。長距離移動や高齢者との接触で、感染者が広がる可能性はあります。実際に、現時点でも家族内クラスターが多く発生しています。

政府としては、年末年始にたくさんの人に遊びに行ってもらってお金を落としてもらいたい気持ちと、お正月は自粛してもらって家でおとなしくしていてほしい気持ちの両方あるわけです。まぁ難しい問題ですよ。これをスッと政府がうまく説明できたらたいしたものです。

コロナによって今年は終始イレギュラーな1年でしたが、来年も引き続きいろいろなことが起きそうですね。