中国も脱ガソリン車へ、自動車業界の勢力図が変わる可能性はあるか


昔ながらのものを残していくということはとても大事なことですが、世の中にはどうにもならないこともあります。

あまりズバッとこの業界はなくなる、この商品は変わるというようなことを断定的に言いたくはありませんが、それでもやはりなくなるのがガソリン車です。

中国もガソリン車がなくなる

昔より大気汚染も問題になっている中国ですが、人口も多く、また急成長している国ということだけあって、今後の方針次第ではますます環境への悪化が懸念されています。

そんな中国ですが、2035年までにすべてを環境対応車にするという指針を発表しました。

中国、35年にすべて環境対応車 ガソリン車排除 新指針公表(時事通信) – Yahoo!ニュース

2035年というのはなかなか急な話です。もう少し具体的な話をすると、2035年には半分を電気自動車などにし、半分をハイブリット車にするということで、ガソリンを一切使わないという発表ではないですが、将来的にはガソリンすら使わないことになりそうですね。

ヨーロッパでも同じような方針を具体的な数値で出している国も多く、日本もどこかのタイミングでこういった類の発表をせざるを得なくなるでしょう。日本の場合は自動車メーカーとの調整をしながら発表していくことになるでしょうが、日本は日本でハイブリッド車やEVの研究に力を入れているので、このタイミングで強い技術力を世界に示していけるといいですね。

新たな自動車メーカーが登場する予感?

近年の自動車の発展具合は半端ないです。車にコンピュータが搭載されているというよりかは、コンピュータにタイヤやハンドルがついているようなイメージでいいと思います。

これに加えて電気自動車、今では水素や原子力電池なんて話まで飛び出していますが、自動車という技術も多岐に渡るようになりました。

こうなってくると、ぽっと出の会社が急成長する可能性はあります。すでにテスラモーターズは世界的にもリードする自動車メーカーになりました。自動車産業としてはそこまで大きい印象がない中国ですが、この世界の脱炭素化へシフトを切っているこのタイミングで、新しい自動車メーカーを作り上げる可能性もあります。こういった流れも、ちょっと期待したいところでもありますね。日本ではどうでしょう、新しい自動車メーカーが登場する気配はなさそうですが。

海外ではAPPLEやGoogleも自動車開発に動いているのではないかという噂もずいぶん前からありますが、特に情報はでてきません。日本の企業はどうでしょうね。