生活の周りには多くのIT機器が存在します。
その中でもスマートフォンは、カメラ、通信、マイク、GPS、さらには多くの個人情報が全て詰まっている機器です。そういったスマホをハッキングされることにより、私生活が筒抜けになってしまう恐れもあります。
アレクサとの会話は筒抜けであった
ここ数年はスマートスピーカー、AIスピーカーとも呼ばれる、音声認識システムを搭載したスピーカーが販売されています。
もちろんこちらも、プライバシーに関する問題もはらんでいます。昨年は、家の会話を間違って送信してしまうようなこともありました。(この話は以下のブログで!)
現在も多くの会社が参入している業種ですが、その中でも大手のAmazonが開発しているAIスピーカーで、なんとAmazonの開発している音声認識システムであるアレクサとユーザーの会話が、Amazonの従業員に筒抜けであったことが発覚しました。
アマゾン『Alexa』に盗聴問題。録音した会話を顧客情報と紐付け&面白い内容は従業員で共有とヤバい(篠原修司) – Yahoo!ニュース
しかし、これは正確に言えば盗聴にはあたりません。規約にもデータを扱う旨も記載されていますし、他の会社でも行われています。(これが行われなければ、サービス向上にもつながりませんからね)
他の会社は完全にその会話が誰のものかわからない状態になっていますが、Amazonの場合は他の情報と結びつけることにより、どこのだれの会話かわかるようになっていたということ、さらには従業員の間で面白い会話を共有しているという、悪質な証言もでています。
上記の記事には、音声データを送信しないような設定にする方法も解説してあるので、AIスピーカーを持っていて気になる人はやってみるといいかもしれません。
データはどこまで筒抜けなのか
日常生活を送る上で、多くのデータをインターネットを介してやりとりします。
データというと仕事の重苦しいイメージもあって、そんなの関係ないし、と思う人もいるかもしれません。
ですが、そんな人たちだってLINEで誰かと会話したり、写真を撮ってクラウドにアップしたりと、気にしてないレベルで多くのデータをどこかに預けています。
そんなデータも、一般企業に務める一般の人が扱うわけです。
実際問題、いったいそういった会社に務める人はいったいどれほどデータは筒抜けなのか、ちょっと気になるところでもあります。
どこぞのSNSでも、ユーザーが非公開にしている写真などを従業員はチェックできたみたいなことが問題になったこともありました。発覚してないことも含めると、けっこうこういうことあるのかな、なんて。
もしかしたらみんながこっそりしているメッセージのやり取り、全部筒抜けだったりして?