図書館の本、ネットで読めるのは便利だけどそれってどうなんだろう


最近、もう長いこと図書館に行っていません。

そういえば、この街に来てから一度も行ってない。

図書館もネットで

図書館というのは実際にそこに行き、本を読んだり借りたりすることができます。

ですが、一部を除きその本をネット上で読むというのはできませんでした。

しかし法律を変えて、本の一部ではありますが、ネット上で読むことができるようにすることを検討しているというニュースがありました。

図書館の本、スマホで閲覧可能に 文化庁が法改正検討(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

まぁ現在はコロナのこともありますし、安心感はありますよね。

図書館の在り方

学術的な本だと、こういうサービスがあるととても便利だと思います。そこに行かなければ得られない情報もありますし、研究もはかどりそうです。

しかし、図書館ユーザーの全員が研究者ではありません。

市販されている本も多く図書館にはあります。本だけではなくCDなどもあります。やるとしてもCDは対象外でしょうが、例えるならば収蔵されているCDをデータ化して無料で聞けてしまうようなものですので、市販されている本にとっては、やり方を気をつけないとおかしなことになりそうです。

今回の検討案では権利者に補償金を払うような形になるようです。まぁさすがにそうですよね。利用者がお金を払うかどうかはまだ不明です。しかし公共サービスなので、お金を払うのもなんか変な感じですよね。

そう考えると、図書館そのもの自体の在り方というのも、このネット全盛期において考え方が変わる段階に入ってきているのかもしれません。公共物だからという理由で本やCDを簡単に無料に読めてしまうということ自体が、そもそもなんだかおかしいのかもしれません。それがネットにまで入り込んでくると、違和感を感じます。

まだまだ動き始めたばかりですので具体的なことはこれからでしょうが、ちょっと注目したいニュースではありますね。