Twitterによくないねボタンが登場するのか、ということが昨日話題になっていました。
Twitterに「よくないね(dislike)」ボタンができるかも? 幹部が「検討している」(ねとらぼ) – Yahoo!ニュース
幹部が検討しているというニュースです。
Twitter、いいねボタン
アメリカ大統領選挙でもSNSについては話題になりましたが、今年はコロナということもあり、ネット上には多くの情報が飛び交いました。
近年は世界を巻き込む大きな戦争は起きていないですが、こういった戦争であったり、大きな災害、テロなどもまた、SNS上で多くの情報が飛び交います。
Twitterには「いいね」というボタンがあります。昔はいわゆる「ファボ」ボタンでした。その時は☆マークでした。それが♡に変わります。
この変化は、ユーザーの心情をより強く反映させることに目的があったといわれています。
星はあくまでブックマーク的な側面が強いですが、ハートはいいツイートでした、という気持ちを伝えることができる、というか、伝えてほしいという思惑なのかなと思います。
しかし「いいね」が導入されもう長いこと経ちますが、実際には多くの用途があります。
やはりブックマークのように使う人もいますし、読んだという履歴として使う人もいます。
また、訃報や病気、けがなど悲しいニュースに対しても「いいね」を押す違和感も少なからずあります。実際の多くのネットユーザーは「いいね」ボタンは共感を意味するものと感じています。
だから訃報などに対していいねボタンを押されても怒る人は少ないとは思いますけどね。
「よくないね」の意味
TwitterはSNSの中でも比較的陰湿な様子を見せることも多いです。YouTubeでもややその気が見え始めていますが、この「よくないね」ボタンが実装されれば、例えば嫌う芸能人のツイートにひたすら「よくないね」を押すとか、政治的主義が逆の立場の人にひたすら押すとか、そういう未来が簡単に想像できます。
どちらかというとFacebookのように多くの顔文字などがあり、感情を表現するボタンならまだしも、ストレートに「よくないね」を押すことができてしまうのもどうかなと思います。
しかしこの「よくないね」にはメリットもあります。
例えば明らかな偽物によるツイートということもあります。近年は日本でもお金をあげますという内容のツイートで、有名なYouTuberを模したツイートが多くのリツイートを集めました。
そういったものに「よくないね」があることで、うっかり騙せれないように注意喚起をすることができます。
個人的にはそういったメリットを差し引いても、やはりデメリットが大きくなるような気もしています。オンオフができる機能がついていればまだいいんですけどね。
もちろん本当に実装することになるかは別問題でもありますが、どうなることでしょうか。