「AI婚活で」いい相手は見つかるか、AIの可能性を考える


AIというと、ドラえもんのような人工知能かつ自律ロボットをイメージしがちですが、必ずしもそういうものばかりをAIというわけではありません。

多くの情報を吸収し、分析し、人間にとって一番役に立つ答えを示してくれることができます。

政府がAI婚活を進める

政府がAI婚活を、というなかなか興味深い記事がありました。

【独自】政府がAI婚活を後押し、希望合わなくても「自分に好意抱く可能性ある人」提案 : 政治 : ニュース

SF漫画のようですが、こういった使い方もまたAIの在り方としてリアルです。ありえそう。

なんかサイコパスのシビュラシステムのような感じもしますが、AIも人間も同じなんですよ。

人間だって、この人とこの人、なんか合うような気がするな、っていうところで紹介がてらの飲み会とか、よくあるじゃないですか。

それって、人間も多くの情報を分析しているんです。顔とか性格とか、年収とか好みとか、そういったものを総合的に分析して、この人とこの人は合うかも?と答えを導き出しています。

この子は安定志向だし、バンドマンのような職業は絶対ダメだろうな…いやでも、案外こいつのこういうところはこの子好きだったりするかもしれないしな…と、例え全部の条件が当てはまらずとも、人間はもしかしたら、を見抜くことができます。

従来のシステムだと、これができません。しかしAIはさらに多くの情報を機械学習することにより、こういった可能性を導き出すことができます。

AIは多くの最適解を出してくれる

AIに任せるなんてなんだかなぁ、と思う人もいるかもしれません。

例えば自動作曲など、AIが作った曲なんて…と思う人もいるかもしれませんが、AIも人間も作曲の仕方は同じなんです。

よほどぶっ飛んだ曲はAIには作ることはできないでしょうが、ぶっ飛んだ曲ばかり世の中に受け入れられるわけではありません。

そういったところ、やはりなんだかんだで、あまり外れすぎないいい塩梅の曲をみんな作るわけですが、このいい塩梅なところをAIは攻めるのが非常にうまいのです。

これは全てに当てはまります。人間の代わりにAIが一番いい塩梅の答えを導き出し、その通りにしていれば、世の中いい塩梅に平和で楽しい世界になることでしょう。

その後、どういった社会問題が起きるのか。

まさにそれが21世紀後半の課題です。しかし、今の段階でそれを想像することはできません。

世の中どんな感じになるのかもちろんわかりませんが、AIの活躍の場は今後もっと増えることだけは間違いありません。

この変化を不安に思う人もいるでしょうが、自分はチャンスだと思っています。いい感じの過渡期に、これから向かおうとしています。