今年はコロナということで、これまでのようにあちこちを触るということへ懸念が生まれた1年でもありました。
実際に商品を手に取る小売店は影響必須で、そういったところも含めてネット通販に注目が集まったこともあります。
世界最小の靴屋
羽田空港に世界最小の靴屋が誕生したというニュースがありました。
羽田空港に「世界最小」の靴屋がオープン 約1坪の極挟店舗スペースのワケ – ライブドアニュース
これはなかなか面白いですね。
これはフリックフィットという新しい靴販売システムのサービスです。
実際にそこに靴がたくさん並んでいるわけではなく、ARを使って足にあたかもその靴を履いたかのような表示が出ることでチェックできる仕組みで、気にいたものがあればそこで注文し、後日家に届くという仕組みのようです。
足のサイズも自動で測定できるみたいですね。
なるほど、これは近未来。
とはいえ実際に履くわけではないのだから、履き心地まではさすがに再現はできないとは思いますけど、まぁ問題があれば返品可能ともありますので、そこは安心ですね。
靴屋はどうしても大きなスペースや在庫もストックしなければなりませんし、こういった新しいテクノロジーを使った販売方式はこれから標準化されていくのでしょうか。
ZOZOスーツも、オンライン試着はまだまだ需要あり
前に話題になったZOZOスーツがありますが、あれもまた、ユーザーの体型を測定することで、ユーザーにピッタリの服を提供させることができます。
ネットはどうしても試着に関しては致命的に不利ですので、こういった技術で補っていくしかありません。
こういったオンライン試着はまだまだ需要がありそうですね。
近年はお店でも、鏡にその服をきたイメージをARで表示させるようなものや、スマホでも同様にARで表示させる機能もあります。
この流れは家具でも同じようなことがあり、欲しい家具を自分の部屋にARで表示させることで、実際に買ったらどれくらいのものなのか、オンラインでもイメージしやすいような工夫がすでに実装されています。
とはいえ、どちらも素材感など確認することは難しいですが、このあたりの感覚をどう乗り越えていくかも課題かもしれません。
コロナでまだまだネット通販への期待が高まる中、こういったサービスが来年以降、次々と登場するかもしれませんね。