新曲作りました。聴いてください。タイトルは「Utopian Rivers」です。


どうも、こんにちは。新曲作りました。聴いてください。タイトルは「Utopian Rivers」です。

 

 

 

 

というのは嘘です。これはJukedeckという自動作曲のサイトを使って、適当にポチポチして勝手にできたものです。これはおもしろいね。いろんなジャンルが選択できますが、長さなども好きなように選択でき、ちょっといろいろいじってみたくなります。タイトルも勝手につけてくれましたよ。

Music from Jukedeck – create your own at http://jukedeck.com

情報源: ウワサのAI作曲の実力やいかに 記者がやってみたら… (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

講義で人工知能の話もします。ここ数年、目まぐるしく進歩していますね。大変興味深いテーマです。
もちろん自動作曲の話もします。関連して、人工知能が書いた小説の話や、人工知能と対決する囲碁やチェスの話もしています。

情報源: 100年後、小説家はいらなくなるか?ーーAIを使った小説生成プロジェクト「作家ですのよ」メンバーに聞く | P+D MAGAZINE

松原先生のお話の中で個人的に面白いなと思ったところは、

AIの強みは、1,000作書いて駄目でも、平気で1,001作目を書けること

という言葉でした。

情報源: 演奏だけではなく作曲もこなすAIロボット「Shimon」 (bouncy) – Yahoo!ニュース

AIは別に、何もないところからランダムで勝手に曲を作っているわけではないです。たくさんの曲を聴き、たくさん分析して、そこから曲を作っています。この作曲のプロセスは人間も同じで、人間が曲を作る場合もたくさんの曲を聴き、分析していいものを出力するわけです。できたものを機械だから感情がない!とかそういうこというのはナンセンスかなと思ってます。

AIはきっといい曲を作ることができると思う

AIが曲を作ることよりも、AIが曲を聴けるのか、という方が気になるテーマだと思っています。先ほどAIが曲を聴きと書きましたが、それはあくまで機械学習が目的です。そうではなく、AIがこの曲いいな!とか、この曲かっこいい!とかを判別できるのかどうかが気になります。

実は、自分はAIはきっといい曲を作ることができると思っています。なぜなら、1000曲作っても平気で1001曲目を作ることができるからです。ただ、AI自体が曲を機械学習ではなくいいものはいい、と判別できるようにならないと、音楽が未来へとつながることはできないでしょう。一応、僕らミュージシャンはそれができてて、いいなと思ったものから学び、いいなと思うものを出力する。それができてるうちは、まだまだ作曲家という職業は残るかなとは思ってます。

とはいえ、実際のところ、いくつかの職業はこれから100年のうちになくなってしまうともいわれています。これからのAIがどうなるのか、楽しみでもあり、ちょっと恐ろしくもありますね。