コロナの状況が悪いのは日本だけではありません。欧米を中心にとても厳しい状態で、ロンドン変異種の流行なのかわかりませんが、厳しい冬はまだまだ続きます。
例年通りといかない年明けですが、この状況に合わせ、恒例の行事も変化が求められます。
緊急事態宣言中の成人式と共通テスト
緊急事態宣言がでようが、でまいが、どこの地域もコロナの影響があります。日本の若者にとっては、1月は成人式、そして初めての大学入学共通テストが行われます。
成人式については自治体によって対応は違います。予定通り行ったところもあれば、延期しているところも多いようですね。
まあ1月よりは春、夏のほうがいいとは思いますが、それでもこの時期の風物詩ということで、延期ですべて解決ということでもありません。今年が成人式の子たちにとっては辛いところですね。
もっとも、冬に関しては来年だってどうなるかというところで、先が読めないこういったイベントを来年以降も含めてどうするかを考えていかなければなりません。
それ以上にどうにもならないのが入試です。
さすがに入試を春、夏に延期するわけにはいきません。
特に今年はセンター試験がなくなり、大学入試共通テストが初めてスタートする歴史的な年ではありますが、こういう形でやらなければならないのは、準備する側にとっても受験生にとっても大変なことでしょう。
コロナになってしまう学生もいるでしょうし、場合によっては体調不良を押してテストを受ける人もいるかもしれません。人生がかかる瞬間ですし、学生が不憫でなりません。
大統領就任パレードはバーチャルで
この1月はアメリカ大統領の代替わりが行われます。
普段だったら大々的な就任式とパレードが行われるのですが、アメリカもコロナの激震地です。予定通りにはいきません。
まぁトランプ大統領は押せ押せどんどんの人なので、就任するのがトランプ大統領ならやっちゃうかもしれませんが、バイデン氏は選挙活動でもしっかりコロナ対策をしていただけに、この就任式をいつもどおりにやるわけにもいきません。
今年の就任式は規模を縮小し、パレードはなんとバーチャルで行われることが発表されました。
バーチャルでパレードってなかなか近未来ですね。どんな感じでやるのでしょうか。パレードっていうくらいだから、パレードらしいことするのかな。
ニューノーマルの2020年代
個人的にあまりニューノーマルって言葉は好きではありません。
なにがノーマルかは自分で決めたいものです。
しかし世界の状況は芳しくなく、ニューノーマルができつつあるのは感じてますし、自分もそれを受け入れざるを得ません。
成人式も入試も、大統領就任パレードも、ニューノーマルでやっていかなければなりません。今年だけなのか、数年で終わるのか、これからそう変化するのか…その変化の瀬戸際に今いるんだなと、こういうのを見ると痛感しますね。
あと1年経てば、また次の成人式や入試があります。ニューノーマルのあり方を見つけ出すことはできるのでしょうか。