昨日、久しぶりにお芝居を見てきました。
なにを見てきたかというと…
「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」
です!
刀ステに関してはまだ初心者ですが、すでにいくつかはチェックしています。生で見たのは初めてです。
過去作品の時系列的なものやつながりについて、ようやく理解できてきたくらいです。
ネタバレはありませんので、ご安心ください。
ステージアラウンドを体験した
これが噂のステージアラウンド!
なんのこっちゃという方は、こちらをご覧ください。
なんとこの劇場、客席が回転します。
よくもまぁこんな大掛かりなものを作ったものです。
ステージセットが客席を取り囲むように存在し、客席が回転することで場面転換するという仕組みになってます。
巨大なスクリーンで映像を投影しながらこの回転をうまく活かす演出となっています。
回転する際は客席もしっかり動いている感があり、振動もあります。
こういったところもまたうまく演出に活かされています。
不思議なもので、座席は上下には動いていないはずなんですが、映像の視覚効果で脳が混乱し、上下左右に動いているような感じにもなります。
あとはスピーカーの設置位置が特殊でした。ステージ上にも設置されているようで、音も客席に合わせて回転していました。新感覚ですね。
ステージアラウンドにいって思ったこと
このステージアラウンドはオランダで生まれた技術で、東京は世界で2番目となります。
体験できるのはオランダに行くか、東京の豊洲に行くかしかありません。
そういった意味でも、非常にいい経験をしました。
それこそ配信だけでは補えない体験だったと思います。
しかしこのステージアラウンド、芝居小屋としては欠点もありそうです。
演出があまりにも特殊すぎるので、ここの会場でしか適応できません。
全国を回ることができないというのは、興行としては大きなデメリットでしょうね。
ここを長期で貸し切りロングラン前提での興行になると、日本国内でも有数の劇団じゃなければ利用に踏み切りにくいことでしょう。
劇場としてはどうなんでしょうね。
自分はそこまで頻繁にお芝居を見に行くわけでもないので、芝居小屋としての評価はちょっとしかねます。
かなり横長の印象がありまして、座席によっては逆サイドの様子が見にくいかもしれません。
まぁ自分としては新感覚での体験でしたので、とてもいい経験をしました。