メリットはあるのか、太陽光パネルの住宅設置義務について


今後はさらに重要なテーマになっていくであろう、環境問題。

世界的にもその意識が高まっており、日本もまた例外ではありません。

ビニール袋有料化もその一つですが、もう一つの動きとして、クリーンエネルギー導入が求められています。

太陽光パネル義務化はアリなのか

先日、小泉環境大臣が、戸建ての太陽光パネル義務化について言及しました。

まぁたしかにすべての戸建てに太陽光パネルが設置されるのであれば、天気がいい日はそれなりに電力を生み出すことはできそうです。

実際に環境問題への意識の高まりから、すでに太陽光パネルを導入している家庭も多いです。

また、その太陽光パネルで発電した電気は売ることができます。節約だけではなく、ちょっとした副収入狙いで太陽光パネルを設置する人もいました。

以前はそれなりの金額で電気を買い取ってくれたのですが、現在はそこまででもなくなってしまったようです。

このあたりの話は、過去ブログでもしています。

QUESTIONより:クリーンエネルギーってどこにある?太陽光発電の問題

しかし、たしかに環境問題への意識が高まることは大事とはいえ、国がソーラーパネル設置の義務化を進めるというのは、少しやりすぎな感も否めません。

お金もかかりますし、維持も大変です。

もちろん補助金ががっつりでることが期待されますが、まぁどこかの企業ががっぽり儲けそうですね。

蓄電池の開発に期待

実は太陽光発電というのはバランスが難しく、多すぎても少なすぎてもダメという問題もあります。

以前、太陽光発電を止めるように要請を出すということもありました。

このあたりの話も、過去ブログで書いています。

多すぎても少なすぎてもだめ…電気の管理は難しい

一番理想なのは、蓄電池の開発です。

発電した電気を溜めることができるのであれば、太陽光パネルの大量設置も多いにプラスに働くでしょう。

この蓄電についてはかなり進んできていますし、家だけではなく車自体もまた巨大な蓄電池のようなもので、今後は各家庭が電気を蓄えてそれを使いながら、充電しながらというような感じが当たり前になるかもしれません。

ただ、もう少し時間がかかりそうです。

太陽光パネルの設置義務、さすがに義務化はどうかと思いますが、まぁやり方次第では、設置したほうがはるかにお得感がでるような形になるかもしれません。