みんなに愛され続けている永遠の猫型ロボット、ドラえもん。長い作品ですので、小学生からおじいさんおばあさんまでもわかる共通のアニメです。
そんなドラえもんですが、青くなるのには理由があります。なんと、調べてみるとその理由は4つに分けられるようなのですが、実は設定は時代によって違うため、青い理由が何かによって年齢がバレるということなのです!
これは恐るべし。バンドマンのみなさん、うっかり酒の席やMCでドラえもんトークをするときは十分に気をつけなくてはなりません!!
1:ドラえもんは最初から青かった!
ドラえもんにもともと耳がついていて、ネズミにかじられてなくなったという設定は最初からありました。単行本でそのエピソードがでてくるのは11巻とのことですが、なんとその前後でドラえもん本体の色は変わっていません。つまり、ドラえもんは最初から青かったと認識している人は、単行本11巻をリアルタイムで読んでいた世代、だいたい40歳後半〜50歳以上の方になります。
2:ネズミに耳をかじられたショックで青くなった!
ドラえもんは最初は黄色で、ネズミに耳をかじられて鏡を見たときに、ショックで青くなったという話です。この話はドラえもん本編ではなく、1970年代後半から80年代前半にかけてコロコロコミックで連載していた『ドラえもん百科』で出てきた設定です。つまり、ネズミに耳をかじられたショックで青くなったと思っている人は、30代、40代ということです。
え、これって公式設定じゃないの!?アニメでも見たような気もするんだけど、どうだったかな。
3:泣き続けた振動で黄色の塗装が落ちた
ネズミに耳をかじられて、耳がなくなってしまったドラえもん。その姿をガールフレンドに笑われてたくさん泣き、そのときの振動で黄色の塗装が落ちて青くなったという話です。ドラえもんはショックで元気が出るひみつ道具を使おうとしたのですが、間違えて悲しくなる道具を使ってしまいたくさん泣いてしまったのでした。この話は1995年にドラえもん誕生の話ででてきた設定で、その後も使われた設定でした。つまり、泣いて塗装が落ちたと思っている人は、高校生〜20代までということになりますね。
4:やっぱり耳をネズミにかじられたショックで青くなった
もしかしたら、子供たちは耳をネズミにかじられたショックで青くなったと認識している人もいるかもしれません。2011年に放送された「ドラえもん誕生日スペシャル 走れドラえもん!銀河グランプリ」の中で、再びこの旧設定が復活されたとのことです。なので、中学生くらいまでの子でしたら、この設定で認識している人もいるかもしれません。
ドラえもんはいつまでたってもドラえもん
声優さんが変わっても、青くなった理由が変わっても、ドラえもんはいつまでたってもみんなに愛されるキャラクターです。幅広い世代で一緒に楽しめる作品ってすごいですよね。これからも長寿アニメとして頑張ってほしいです。