東京オリンピックも最終盤。
いよいよ近代五種が行われます。
名前はなんとなく聞いていても、どんなことをするのか知らない人も多いと思います。
また、その試合の様子を見たことない人も多いでしょう。
自分もその一人です。
近代五種の歴史
オリンピックの数ある競技の中でもマイナースポーツとして何かと話題になる近代五種ですが、非常に重要な競技です。
近代オリンピックは、クーベルタン男爵によって始まることになりました。
その際、男爵によってこの近代五種が提案され、オリンピック競技としてスタートすることになるのです。1912年のストックホルムオリンピックから採用されます。
近代五種というネーミングですが、古代五種というものがあり、それに準ずるものとなっています。
古代五種はレスリング・円盤投・やり投・走幅跳・短距離走からなるものです。
近代五種はその種目が大きく変わっています。
過酷な近代五種
近代五種の種目は、フェンシング、馬術、水泳、そして射撃、ランニングです。
全く異なる5種目をこの灼熱の1日でやりきるという過酷なスポーツとなっています。
ちなみに射撃とランニングですが、これはセットになっています。800メートル走ったあとにすぐ撃つということで、息が上がっている状態でやるという競技です。
そう考えると、なかなか実戦的な感じですよね。
この5種目が採用された理由ですが、Wikipediaを引用します。
19世紀、ナポレオン時代のフランスで、敵陣を突っ切って自軍まで戦果を報告することを命令されたフランスの騎兵将校が、馬で敵陣に乗り込み(馬術)、途中の敵を銃と剣で討ち倒し(射撃・フェンシング)、川を泳いで渡り(水泳)、丘を越えて走りぬけた(ランニング / クロスカントリー)、という故事を元に
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E4%BA%94%E7%A8%AE%E7%AB%B6%E6%8A%80
ということで、成り立ち自体も実戦的なところが由来しているわけですね。
成り立ちや過酷さなど相まって、キングオブスポーツと呼ばれているそうです。
東京オリンピックの近代五種はいつもと違う!
今回の東京オリンピック、実は近代五種がいつもと違います。
まず1日目はフェンシングが行われ、男女別に二日目が行われます。
この二日目は味の素スタジアムで全部一気にやるということ。
水泳も馬術も全部同じ日にやるの?味スタで?
これは気になりますね。どんな感じなのかな。
フェンシングは二種目ありますので、二日目の競技では事実上近代五種すべての競技を見ることができるわけですね。
そんな近代五種二日目は、6日、7日に行われます。
これは見るしかない!!
行く予定だった
余談ですが、オリンピックの競技に当たったという話をしましたが、近代五種を見に行く予定でした。
本当はオリンピック会場でウェーイってやってる写真をアップする予定だったんですが、残念です。
日本では認知度が低く、キングオブマイナースポーツなんて揶揄されることもありますけども。
どんな競技なのか気になりますね!!