個人的にも以前より注目していたChrome OSですが、コロナのことも後押ししたのか、世界的に好調のようです。
自分もデスクトップ版で使っていますが、実はサブPCをMacbookにするように変えてしまったため、今はお役御免となっています。
CloudReadyがAndroidに対応したら、ノートPCに入れてみようと思っているところで、そちらを待っているところです。
ついにChromeboxも登場
これもいつかでそうだなとは思っていましたが、据え置き機でもChromebookが登場しました。
ASUSからChromebook…いや、画面がないぞ!「Chromebox」だ!
こういった小型デスクトップの需要は少なからずあるようで、WindowsでもMacでも存在しています。個人的には自作以外で据え置き機を使うことはないのであまり欲しいとは思いませんが、据え置き機がいい、ノートPCは嫌、でもデスク周りのスペースを確保したい、というニーズがあいまったところでの需要なんでしょうね。
スペックを見てみると、上位機種はけっこうハイスペックなんですよね。Chrome OSでハイスペックなものが必要な需要もよくわからないんですが、ある程度ハイスペックなもののほうが売れやすく、値段も上乗せしやすいという事情もあるんだろうなと思います。
OSシェアは2位
このChromebookが世界的に使われ始めていることで、OSシェアが2位になっています。
Chrome OSがmacOSを抜いてPC向けOS市場シェア2位に躍り出る
Macユーザーは今後減らないでしょうし、むしろ国内ならばiPhone人気もありゆるやかに増えているような感もあります。Windowsユーザーは徐々に減っていっています。そこも気になるところですが。
Chromebookのシェアが伸びている理由は、最初は教育用途での導入によるものです。コロナは完全に後押ししていまして、リモート授業が増えたことが理由です。ただ教育現場のデジタル化はコロナ関係なしに伸びていく分野と思われていましたので、コロナじゃなかったとしても今後Chromebookはシェアを伸ばすことになったでしょう。
Chromebookは値段が安く、教育用途としては導入しやすいというメリットもあります。
日本でのシェアは伸びるか
現在は教育分野以外でも注目されるようになってきています。途上国はやはり安い端末が重要視されることもあり、低スペックPCでも動くChrome OSの需要はあるはずです。
日本国内はどうでしょうか。日本で爆発的にChromebookユーザーが増えることはあまり今すぐはイメージできないですね。
教育用途ですと使い道が限られますから、Chromebookは向いているように思えます。日本でも同じように、子供経由で大人もChromebookに興味を持つ人は増えそうですが、例えば自宅も会社もChromebookになります、ということには少し時間がかかりそうです。
なにかとWEBベースでできる仕事のシステムも増えてきていますし、よほどマニアックなソフトを使う会社じゃないならChrome OSのパソコンにしてもよさそうですけどね。
OSはWindowsとMacが完全に主流でしたから、個人的にはこういう形で第三の選択肢ができていることはいいなと思っています。今後の動きも楽しみです。