宇宙飛行士の金井宣茂さんが無事地球へ帰還しました。半年もの長い時間を宇宙で過ごし、アルツハイマー病に関する研究などを行っていました。
宇宙というのは想像もつかない世界です。アニメや映画ではよく宇宙は舞台になりますが、我々が想像しているようなものとはまた違うのかもしれません。
一体どんな暮らしなのでしょうか?
気になるベッド事情
宇宙では重力がありませんので、上も下もない空間となります。そのため、ベッドという概念が地球のものと違います。なんとベッドが壁にあります。体が浮かないようにシートベルトのようなもので体を固定して寝るのです。上も下もない空間というのは不思議なものですね。家具の配置も効率的にできるので、変な話ですが、狭い空間でも壁が全部床みたいなものなので、地球より広く使えるのです。
気になるトイレ事情
宇宙には重力がありません。そのため、地球のような感覚でトイレをすると、そこら中に浮いてしまい悲惨なことになってしまいます。
宇宙でのトイレは掃除機なようなもので直接吸い取ります。落ち着かないですね。
国際宇宙ステーションでは水が貴重な資源なので、尿を再利用して飲料水に変えているそうです。なかなか想像し難いことかもしれないですが、科学の力はすごいものです、
気になる食事事情
宇宙では宇宙食という特殊なレトルト食品を食べます。生野菜なども持っていけるそうですが、そういったものは打ち上げ後に早めに食べるそうです。
宇宙食は幅が広く、日本食もあるそうです。さらに、NASAが宇宙飛行士の好きな食べ物を宇宙食に加工して持っていけるような仕組みもあるそうです。ただ、激辛のものような健康に影響のあるものだとダメだそうな。さすがに中本の蒙古タンメンはダメなのかなぁ。
金井さんが白米とお味噌汁を食べたいとコメントしていますが、長い時間宇宙食だけを食べて過ごすのも大変でしょうね。
気になるネット事情
宇宙でインターネットはできるのでしょうか?自分にとってはインターネット環境はなによりも大事なものなので、気になるところです。
実は2010年より、国際宇宙ステーションでは自由にインターネットが使えるようになりました。なのでTwitterやLINEも自由にできるのかもしれません。もしかしたらDAZNなどでスポーツなんかも見ることもできるのかなぁ?
いくつかの人工衛星を経てつながるインターネット回線は、なんと最大300Mbpsと言われています。かなり快適なインターネット環境があるということですね。これなら安心して宇宙へいけますね。
昔よりもきっと科学の進歩で居住空間はよくなっているんでしょうが、きっと我々にはイメージできないような宇宙での暮らしがあるのかもしれませんね。無重力で何ヶ月も過ごすなんて、それだけでもどんなものなのか想像できないです。帰還された宇宙飛行士のみなさん、お疲れ様でした。