本来、2020年代のスタート段階でオリンピックとともに大きなテーマになっていたであろう、IR誘致問題。
実はコロナ直前、こちらについての記事を書いていました。
しかし状況は一変、世界中の人が日本でお金を落としてくれるのが最大のメリットであるIRですが、世界中の人が日本に来ること自体にストップがかかる世の中になってしまいます。
IRに関してもなかなか厳しい状況になっています。
注目の横浜市長選挙
このところはコロナのことでいっぱいで、IRに関してはあまり話題になっていませんでした。
しかし、まもなく横浜市長選挙があります。
コロナのことだけではなく、IR誘致に関してもとても重要な選挙になります。
現職の林市長も出馬する方向で調整しているという報道がありました。
林市長は最初はIRに反対のポーズを取りながらも賛成に転じた過去もあります。今回の選挙でも賛成の立場での立候補となります。
対抗馬としては、現在の閣僚でもある小此木八郎氏です。横浜が地盤の菅総理とも距離が近く、IRに関しても反対の立場で立候補します。政府としてはIR誘致を進めているように思われていましたが、そういうわけでもないのでしょうか。
話題性としては田中康夫氏も出馬を表明しています。同じくIRに関しては反対の立場です。
対立候補はだいたいIRに関しては反対するのではないかと思われます。
横浜市長選挙が、IRの今後を大きく左右するものになりそうです。
個人的には賛成
ちなみにこのIRですが、個人的には賛成です。
IRというとカジノで、多くの人はカードゲームやルーレットのようなギャンブルをイメージされると思います。
しかし実際はIRというのは統合型リゾートを意味します。
劇場、ホテル、ショッピングモール、大きなライブハウスなんかもできるかもしれません。
海外のラスベガスのような巨大なエンタメ中心地が日本にはありません。
エンタメに関わる人間としては、IRがもたらすショービジネスの変化はぜひ見てみたいものです。
とはいえコロナのこともあり、IR誘致に関してはもう絶望的と見ています。ちょっと残念ではありますが、仕方ありません。
横浜市長選挙は8月22日です。横浜市民の決断はいかに!