麺類が好きで、昼でも家で蕎麦など食べることも多く、もしかしたら白米と麺類、どちらを多く摂取しているかを調べてみたら、麺類の方が多いかもしれません。
ラーメンの日
こういうの誰でもやったことあると思うんですが、もし麺類の中でどれか一つだけを選ばなければならない、となったらどれを選ぶでしょうか。
これはもう究極の選択で、蕎麦やうどんも、パスタも、どうしても捨てきれません。
麺類と一口でいっても、日本は麺類が豊富ですね。
しかし忘れてはならないのが、ラーメンです。
やはりどれか一つを、となれば、ラーメンを外す選択をしにくいですね。
そんな7月11日はラーメンの日です。
この日がラーメンになった理由は二つあります。
一つは7がレンゲ、11が箸ということで、ラーメンを食べる様子を表現しているから。
もう一つは、日本で最初にラーメンを食べたとされる水戸光圀公の誕生日が7月11日だからです。
日本とラーメン
日本とラーメンの関わりですが、こちらも諸説あります。
水戸黄門がラーメンを食べたという話ですが、中国から亡命している儒学者をゲストで招いた際、ラーメンのようなものを食べたことは記録に残っています。
これがきっかけで水戸光圀公が最初にラーメンを食べた人、という説が根強くあります。
しかし最近の研究では室町時代から、こういった形で麺類を食べる文化があったという話も。
しかしなにをもってラーメンか、というところですが。
たしかに中国には「拉面(拉麺)」という料理があります。
こちらが祖となっていることは間違いないですが、いわゆる「ラーメン」となったのは明治時代以降、横浜の中華街で生まれた「来々軒」が始まりとされています。
日本だとすべてラーメンという言葉で集約されてしまいますが、中国では「日式拉麺」といって、日本のラーメンはあくまで日本のラーメンとして存在しています。
焼き餃子なんかも日本で生まれた文化ですが、日本は海外の文化の取り入れ方が独特ですよね。
現在は日本食ブームの中、世界中でラーメン屋が進出しています。
摩天楼オペラ愛用のラーメンマップも、世界にあるラーメン屋も表示されていたりして、面白いんですよね。
そんな7月11日はラーメンの日。
世界に羽ばたく中国生まれ、日本経由のラーメン文化、大事にしたいものです。