QUESTIONより
USJがさらに値上げするそうです。出来たばかりの頃はお小遣いのやりくりで交通費までなんとかなった気がしますが、この価格になると遠方の若者はふらっと行くよりはもう少し意識が必要かな?と感じます。勿論ショーもアトラクションもスゴいのでそれくらい必要だとも思うのですが彩雨さんはどう思われますか?
アミューズメントパークも値上げが進んでいますね。ディズニーランドもだいぶ値段も上がりました。難しいところで、もちろん値下げはしてほしいですが、じゃあライブのチケット代はどうなんだと言われるとそちらも年々値上げをしているのも事実であり、声を上げて値段を下げろと言いにくいのもまた事実です。
上がってるの?下がってるの?
あの曲の歌詞のようにはっきりと上がってるとは言い切れないのが、物価です。日本は脱デフレを掲げて経済政策をしてきました。つまり、物価を上げることこそ大事だということです。
物価が上がれば利益が上がり、利益が上がれば給料も上がる。これこそが理想の経済成長なのです。日本はずっと物価が上がってきました。1970年ごろまでは90円だった週刊少年ジャンプは現在は消費税などもあり270円です。
その一方で、日本はバブル崩壊あたりから緩やかにデフレ傾向にありました。1998年には消費者物価指数がマイナスとなり、事実上のデフレとなりました。
事例としては極端ではありますが、20年前くらいは安いものが登場しました。こちらにマクドナルドのハンバーガーの値段の推移グラフがありまして、これを見ると日本がデフレになった時期あたりから値段がぐっと下がってます。
マクドナルドのハンバーガーがいくらだったか覚えていますか? – NAVER まとめ
安く良質な服が買えるようになったきっかけの一つでもあるユニクロですが、ユニクロが日本中に店舗を伸ばし認知しはじめたのも90年代後半です。
なぜ日本がデフレになったのか、これは値段が安い商品が登場したせいではなく、当時の経済政策の失敗が原因と言われています。その中で国民も財布のひもが固くなり、こういった値段の安い良質なサービスを求めるようになったのだと思います。
デフレ脱却に向けて
東日本大震災後、安倍首相になったあたりから景気は少しずつよくなり、現在の物価は上昇傾向にあります。デフレが続くと最終的に内需を弱めてしまうので、景気回復には物価上昇が欠かせません。ですが、まだ日本政府はきちんとデフレ脱却を宣言したわけでもなく、日経平均は上がっていますが、まだ国民生活にちゃんと反映されてないということなのでしょう。
USJの値段が上がったのは非常に残念なことです。小麦粉の値段も上がったなんてニュースもありましたね。そういった値上げが早くみなさんの給料にも反映され、本当の意味でデフレ脱却を宣言できるように、また日本が上を向いて成長していける時代が来るといいなと思います。