QUESTIONより
ゲーム依存の統一定義が出来て診断基準の1つに『症状が1年以上続いている』となるそうです。ゲームではないですが寝る前にスマホ画面見てたら睡眠の質が下がると分かっていながら止められないです(きっと1年以上経ってます)。ネット大好きな彩雨さんは学業や仕事に支障を来すようなことってありましたか?
ゲーム依存がWHOの定める依存症の一つになる可能性があるとのことです。ゲーム症・障害という項目になるようですね。
自分の場合はさすがに学業や仕事をそっちのけでゲームしたりネットしたりはしませんけどね。ただ、ゲームにどっぷりハマってしまう人の気持ちはよくわかります。
社会問題になりつつあるネットゲーム依存
ネットゲームはここ10年、15年くらいで多くのものが登場しています。韓国ではネットゲームが盛んで多くのタイトルがリリースされていますが、合わせてゲーム依存が問題となっており、ゲームに夢中になった両親が子供を餓死させてしまったり、86時間ずっとゲームをしていた人が亡くなったりという事件も起きています。ちなみに死因は同じ体勢で居続けることが原因のエコノミー症候群だったようです。
さらにネットゲームはそののめりこんでしまう時間だけでなく課金といった金銭面での依存症もあり、あらゆる面でのカバーが求められる分野です。
ネットゲームの在り方も変わる
その一方で、プロゲーマーという職業も存在するようになったのも昨今の特徴です。また、アジア大会ではeスポーツ、要するにコンピュータゲームが競技として採用されることが発表されるなど、ゲーム自体もこれまでの遊びとしてだけじゃない側面についても注目されるようになってきているのも事実です。
特にネットゲームについては進化も著しく、スマホで簡単にできるゲームからヘッドセットを付けてやる本格的なものまで、幅広い可能性を秘めています。
ゲーム依存、どうとらえるか
大人でしたら仕事に支障があったとしても、ある程度までは自己責任の範疇で片付けられるのかもしれません。しかし、子供ですとそうもいかないところもあります。
ゲームについては家庭でルールを決めましょう、課金は決められた金額までにしましょう、といった具合に家庭内の話し合いをしている方も多いかもしれません。最初はゲームのやりすぎで睡眠不足だったり宿題をしなかったりと、そのくらいの症状かもしれません。度を越えると禁断症状によるイライラだったり、てんかんの症状がでることもあるようです。
程度はさまざまでしょうが、ゲーム依存というのは子供が大きくなる上で最初に直面する依存症の一つかもしれません。今は赤ちゃんでもタブレットでYouTubeを見て喜ぶ時代です。大人が思いもよらない形で、これからの子供はゲーム依存に直面するかもしれません。
規制ももちろん、依存症を防止する策としてはもちろん有効でしょうが、子供でもスマホやPCをする時代、なんでも規制や話し合いで解決できるわけでもなくなるでしょう。ゲームも含めて、生活の中でそういったものを規制するのではなく、どうやって付き合っていくか、どうやって生活に取り入れて楽しんでいくかを考えなくてはなりませんね。