インターネット黎明期から無法地帯が進んでいたインターネット環境ですが、近年は健全化が進んでいます。
SNSの使い方、違法アップロード対策、過激な広告規制など、ただたんの利益追求だけではなく、モラルも重視する流れは確実にあります。
Amazonもついに動く
いまや世界最大規模のインターネットショッピングモールとなっている、Amazon。
こちらはおそらくみなさんも買い物をしているでしょうし、感覚的に気づいていることがあると思います。
そう、偽物のレビュー書き込みです。
商品を購入していないのにレビューをつけることができる仕組みというのもどうなのかというところですが、高評価を付ける代わりに割引にするなどもありますしね。
また、低評価をしたユーザーに連絡をし、評価をあげてもらうよう交渉するということもあります。
人を雇って偽のレビューをする場合じゃなくとも、そのレビューの正当性という意味では疑問です。
こちらの問題、ユーザーは感覚的にわかっているので、本能でそういったレビューは怪しいと見抜くこともできますが、それでも健全ではありません。
この問題に関して、Amazonがいよいよ本腰を入れようとしています。
難しいネットとレビュー問題
Amazonはいわゆるサクラレビュー対策として、そういった悪質なレビューを行っているSHOPに対してアカウントを凍結するといった措置をとっています。
現在、多くの中国企業のアカウントが停止しているという情報もあります。
インターネットでの買い物は、実物を見ることができません。
そのため、こういった口コミが何よりも重要です。
しかしその結果、口コミの評価が必要以上に重要度が上がっているようにも感じています。
レストランの口コミサイト問題などもこれに起因するところではありますけども。
多くの人がレビューを重視するからこそ、こういった悪質なレビューが増えることにもつながっていきます。
レビュー以外で、インターネットでの信用につながるような要素があればいいんですが、なかなか難しいですね。
インターネットの本質的な課題でしょうね。