今年の夏から楽天モバイルのキャリアメールがスタートするという話がありましたが、こちら年内に変更されてしまったようです。
多くのユーザーはそれほどどうってことのない話ではありますが、一部からは残念がる声も聞こえてきました。
なぜ楽天モバイルはキャリアメールをやるのか
正式サービス開始以前は、いわゆるベータ版の利用を5000人からスタートするという形でした。
自分もその一人でしたが、ユーザーの多くはそれなりにスマホや通信について興味と知識のある人が多かったと思います。
そのため、キャリアメールがないということはむしろ当然といいますか、キャリアメールがないこと自体は楽天モバイルを使う上でマイナスポイントにはなり得なかったということです。
今は少しずつライト層確保が求められる段階であり、そのために路線を変える必要があります。
現在はスマホの値下げということで、各社割安プランを揃えています。しかしキャリアメールをなくしたり、店舗をなくすなどしています。
近年は郵便局との業務提携も発表され、郵便局内に楽天モバイルのブースが置かれるようになります。
楽天モバイルはそういった格安プランとは一線を画すためにも、大手が捨てたキャリアメールと店舗を強化したい思惑があるのでしょう。
気になるドメインはまだ謎
楽天モバイルは以前はいわゆる格安SIMプランをやっていました。
その中でRメールというキャリアメールの仕組みを導入しており、「@rakuten.jp」のアドレスを取得することができました。
これは非常にシンプルでいいと思います。
しかしこのドメインをそのまま使うかどうかは謎です。
というのも、めぼしいアドレスはすでに取得済みでしょうからね。
新規での顧客を増やしたい場合は、みんなにできるだけ自由なアドレスを取得してほしい思惑もあるでしょうから、完全に新しいドメインで勝負する可能性も高そうです。
できるだけ短いアドレス、わかりやすいアドレスである必要もあり、楽天モバイルのキャリアメールがどのようなドメインにするかにも、注目が集まります。