先月、こちらのブログで違約金の話をしました。
スマホが乗り返しやすくなったのは事実ですが、以前から契約していた人にとってはいつまでも2年縛りが存在します。
やはりこれがネックだなと感じるわけです。
ドコモは違約金撤廃の動き
通信業界は、顧客が機種変更をしにくくさせるために、高額な違約金制度を導入しています。
その違約金が高すぎるということで、総務省はこの違約金の値下げを大手に迫りました。
その結果、1,2万ほどした違約金は1000円程度まで値下がりしました。
しかしそれはこれから契約する人の話であって、以前から契約していた人は対象ではありません。
今回ドコモが行った措置は、新旧問わずすべての違約金を撤廃するということです。
ドコモ、解約金やめます 新旧プランとも全廃 10月から(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
これは利用者としてはものすごくありがたい措置です。
ドコモとしては自社ユーザーが他社に流れる可能性もあります。
しかしドコモがこれをやることで、他社もこの動きに乗らないとまずい雰囲気が生まれます。
そうなれば、ドコモから他社へ行く動きよりも、他社からドコモに流れる動きの方に期待もできます。
ドコモとしてはそれだけahamoに手ごたえを感じているのでしょう。
こんな未来がくるとは思わなかった
つい数年前に、こういったスマホ通信業界の体質はいつまでも変わらないんだろうな、という旨のブログを書いたことがあります。
しかしこの1年、変化はすさまじいものがあります。
よくもまぁここまで変わったものです。
菅内閣についてはいろいろ言われていますが、こういったやると決めたものの実行スピードに関しては評価されるべきポイントです。
菅さんありがとう。