この話はもう何回このブログで扱ったテーマかわかりませんが、EUがスマホ充電器をUSB-Cに統一するという報道がありました。
EU、スマホ充電器を「USBタイプC」に統一へ…アップルの「ライトニング」端子を排除(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース
とはいえこれまでも何度もこういった報道もあり、どうなることやらという感じですけども。
USB-Cに統一したい理由
けっこうこれ言う人もいますけど、まあ気持ちもわかります。
現在、充電の端子が乱雑しています。iPhone用にライトニング、その他の電子機器はUSBで、マイクロ、Cの二種類が主流です。
とはいえそれでも3種類で、昔はさらにUSBのminiもあり、さらにコンピュータ機器によりACアダプタは違ったわけで、ニンテンドーDSなんかでまたさらに乱雑していました。
それに比べれば、今は三種類なので減ったなという感じもするんですけどね。
リビングや作業デスクにはこの三種類の線は常にあります。
すべてがUSB-Cに統一されれば一本ですむので、まあ便利といえばそうなんですけど、複数機器をまとめて充電したいので、USB-Cのケーブルが3本とかになりそう。
結局今と変わらないっていうね。
持ち歩きもまた然り。
ヨーロッパとしては、全てが統一されることでゴミが減り環境に優しいというのが主張です。裏にはAPPLEがライトニングを使うことによる既得権を潰したい思惑もあるのではないかと思います。
iPhoneがUSB-Cにならない可能性
その一方で、iPhoneはUSB-Cを採用しないとではないかという見方もあります。
自分もちょっとそう思っています。
その理由はiPhoneが進めている無線技術です。
今も磁石で充電できるようになっていますが、iPhoneは最終的にはすべての穴を塞ぐのではないかと思っています。
iPhoneに限らずですが、イヤホンがワイヤレスになったように、最終的にはすべてがワイヤレスになると思われます。
iPhoneはそれに先駆ける形で端子がない端末になるのではないかというのが予想です。
現実的には変換ケーブルで対応も
ちなみにこれ、EUの話で世界の話ではありません。
EUも大事な市場ですので重要ですが、EUだけの決定でどこまでやるのかというところもあります。
現実的にはEU圏内でUSB-Cとライトニングの変換ケーブル、変換端子を同梱することでお茶を濁すのではないかなとも思います。
とはいえ、ライトニングケーブルの規格もけっこう古くなってきましたからね。
今はもっと高速通信できる規格もたくさんあるので、どのみちバージョンアップという話にはなっているでしょう。
APPLEはiPadシリーズなどUSB-Cを採用している製品もあるので、正直どうなるかまだわかりません。
個人的にはiPhoneにUSB−Cが採用されることはないんじゃないかなと思っていますけどね。昔のAPLLEだったらやらなさそうだけど、今ならどうかな。