日本では11月中には希望者全員にワクチンが行き渡ると言われています。
これまでワクチン接種を様子見していた人たちも、周りの様子やワクチン証明書の気配などもあり、これから摂取を希望する人もでてくるでしょう。
ムード次第では来年の2月ごろにはさらに接種率は高まるかもしれません。
世界中で問題になった陰謀論
しかしそれと合わせて問題になったのが、ワクチン陰謀論についてです。
この陰謀論は日本だけではなく、世界中で広がっています。
主にインターネットを通じ拡散していきますが、その中でも影響力が強かったのがYouTubeです。
そしてようやくYouTubeも規制を強めることを発表しました。
YouTubeが反ワクチン関連コンテンツを禁止に、該当する動画は削除すると発表
反ワクチン関連コンテンツを禁止するというものです。
Facebookはこういった動きが早かったですが、YouTubeはちょっと遅かったようにも感じます。
陰謀論が広がる一番の理由は、社会不安です。ただ構造的には、それ以外にも理由がありそうです。
陰謀論は金になる
世の中にYouTubeを通じ、陰謀論に関心を持つ人は多いです。
子供だけではなく、大人もこういったものにハマっていきます。
最初はライトなところから、動画をいくつか見ていると、深くハマっていきます。
自分自身もこうった陰謀論系の話は好きなんですが、あくまで読み物として好きなだけです。
それは都市伝説だよね、陰謀論だよねと理解している人たちの中で楽しむコンテンツなので、狭いコミュニティの中でみんなで一緒に楽しんでいる感じですね。
しかし数年前から、一般層を巻き込むような都市伝説、陰謀論の動きが見えてきました。
これはYouTubeによるものなんですが、コロナに加え大統領選挙のことが決定打となり、世界中で大きなトレンドとなってしまいました。
なぜYouTubeで広がっていくのか。
これは答えは簡単で、YouTubeにこういったものを投稿する人が多いからです。
それはなぜなのか。
それも答えが簡単で、再生数を稼げれば金になるからです。
YouTubeが昔のニコ動のようにお金にならない動画投稿サイトだったら、間違いなくワクチン陰謀論はこんなにも流行していなかったでしょう。
陰謀論に関わらず、著作権違反、誹謗中傷など、YouTubeは多くのことで金になります。
これは健全なことではありません。
しかしこれも自分の主張として、今後はインターネットの自浄作用が活性化していくと見ています。
YouTubeの陰謀論禁止に関してもその一部ではありますが、今後はそういうのがお金になりにくいルールに変更されていくと予想しています。