この10月でSiriが登場して10年になりました。
早いものですね。
Siriが今年で10年
SiriはiOS5に初めて搭載されました。iPhone 4Sの発売に合わせた形です。
自分はiPhone4を使っていたので、たしかすぐには使えなかったことを記憶しています。
音声アシスタントは当時はそれほど馴染みがなく、非常に新鮮に感じたことを記憶しています。
とはいえ、その一方でなかなかうまい使い所がないということもありました。
日常生活の中でそこまで音声アシスタントを使うことはありませんでした。
シリって、不思議な名前ですよね。日本語だと尻がでてきます。
ネーミングの由来はSpeech Interpretation and Recognition Interface(発話解析・認識インターフェース)となっています。
そのまんまですね。
音声アシスタントのある生活
その後、Google、Amazonが本格的に音声アシスタントに参入しています。
マイクロソフト、LINEも合わせて参入していますが、なんだかんだでAPPLE、Google、Amazonが制した形です。
APPLEとGoogleは、それぞれiPhone、Androidとスマホがやはり強いです。Amazonは自社開発の製品に搭載することでシェアを伸ばしています。
現在は音声アシスタントで多くのことができるようになりました。
たしかにそれは便利なことではありますが、じゃあこの10年間で日常的に音声アシスタントを使うかというと、実はそこまでではありません。
中にはテレビや電気など音声アシスタントで操作する人もいますが、自分の生活ではまだそこまではやっていません。
日常的に使うのは、「ドアを開けて、ドアを閉めて」だけですね。荷物が多いときなど、これはかなり便利です。
音声アシスタントのこれから
今後は昔以上に自然なやり取りができるようになります。
自然言語といって、人間が行うような言語処理をAIができるようになってきています。
これは検索や自動翻訳でも取り入れられている技術です。あまり目立つ部分ではないですけどね。
また、音声アシスタント搭載の製品も増えてくることが予想されます。
やれることの幅はさらに広がるでしょう。
ただやれることが増えることと、日常に取り入れるかどうかはまた別の話だったりするんですよね。
実際にこの10年で思ったことは、たかが声で指示することすら、意外と億劫なんですよね。
両手がふさがっているとか、事情があれば別なんですけど。
「ヘイシリ、ビールのおかわり持ってきて」
が実現するまで、個人的には生活にがっつり取り入れることはないかな。
でもAmazonが家庭用ロボットを出すので、こういう日も遠くないかもしれません。