人気バトルロイヤルゲーム、PUBGが興味深い試みをします。
どうやら、来年から無料になるそうです。
基本プレイ無料という概念
世の中にスマートフォンが登場し、ゲームにも大きな変化をもたらしました。
基本プレイを無料にし、ガチャのような課金要素を別で用意するという新しいビジネスモデルが生まれました。
最初は、こんなのを無料でできていいの?という声も多かったですよね。
しかしふたを開けてみると、こちらのビジネスモデルの方が従来の買い切りモデルよりも、はるかに収益性が高かったということです。
人気ゲームともなれば、1日に何十万円も課金する人もざらにいますからね。
PUBGはモバイル版も好調で、そちらは基本プレイ無料のものとなっています。
今回はPS4やPC版を無料にするということです。記事はこちらです。
この背景には、もはやゲームソフトを物理的に売るという概念はもう過去の物ということです。
PCはSteamというサービスを通じてダウンロード配信となっています。PC用のゲームソフトをCD-ROMでやっていた時代は懐かしいですね。
PS4はいまだにメディアもありますが、PS5はメディアがないバージョンのハード機も合わせて販売しています。
将来的には当然データ販売になるよね、その上でビジネスモデルも変わるよね、ということで、フォートナイトやAPEXなど、人気ゲームはすでにこのビジネスモデルに移行しています。
PUBGも負けじと参入してきた形ですね。
この動きは来年以降もさらに続きそうです。
WEB3.0ではまた変わる
数あるエンタメ界の中でも、ゲームはこれから一番大きな変化がありそうな分野です。
基本プレイ無料というのは、あくまでWEB2.0の時代の話で、どちらかというと現在ある動きは後追いのものです。
ゲーム業界は良くも悪くも歴史が浅いので、他の業種に比べてもこういった変化が柔軟な特徴がありそうです。
ブロックチェーンにより大きな変革をもたらしたWEB3.0の世界では、さらに大きく変わることになるでしょう。
この話はついこの間もしましたが、自分の中でもけっこうホットな話題でして、考える上ではなによりもゲームを例にする方が整理しやすいなと思っています。
ゲーム業界は、かなり明るいと思いますよ。日本も乗り遅れないでほしいですね。
今年は講義でWEB3.0の話にがっつり時間をかける予定ですが、具体例はゲームの話にしたほうがわかりやすいだろうなとも思いますね。学生もゲームやってるでしょうしね。