昔はゲーム機は基本的にはゲームをするためのものでした。
まぁファミコン時代はネットワーク接続により株の取引とかもできましたけど、その使い方は少数派でした。
メディアプレイヤーとしてのゲーム機
プレイステーションが登場し、ゲームがただのゲームではなくなってきます。
メディアプレイヤーとしての要素が高まります。
PS1はCD-ROM対応ということで、音楽を再生することができました。しかし当時はCD主流の世の中、PSで音楽を聞く人は少なかったでしょう。
しかしPS2はDVD対応となります。当時はまだDVDは各家庭に完全に浸透しておらず、むしろPS2がDVDに対応したことが、当時の映像メディアをDVDに一本化することになったということにつながっています。
同様にPS3はブルーレイ対応となります。このあたりから、ブルーレイをPS3で見るということがなにかと当たり前になり始めます。
また、PS3以降はインターネットとの接続が前提となることで、ブラウザやYouTubeといったアプリを動かすこともできるようになりました。
子どもたちのポータブル機の使い方
調べてみたら2008年のことでした。
任天堂が出した、ニンテンドーDSiはカメラ搭載でした。
当時はカメラ付き携帯は当たり前、スマホも登場しはじめたころですが、日本ではまだスマホはまだまだでしたね。
ニンテンドーDSシリーズはその後はカメラ搭載が当たり前で、子どもたちは思い出の写真をDSを使って撮影していました。
そんな子どもたちも、今やすっかり大人です。
ポータブル機の使い方も、多岐にわたります。
最近はSwitchでAbemaを見ることができるそうです。知りませんでした。
SwitchでABEMA視聴も可能に 「動画は携帯ゲーム機で見る」若者たちの事情(マネーポストWEB) – Yahoo!ニュース
子供は自分専用のスマホがありませんので、ポータブルゲーム機は貴重なメディアプレーヤーであると同時に、インターネットに接続することができるスマホ代わりでもあります。
ブラウザを駆使すれば多くの情報にアクセスすることも、メッセージのやり取りも可能です。
子供にスマホはまだ早い、なんて親がうかうかしていると、すでにインターネットを使いこなす子供になっていた、ということもありそう。
映像も音楽も、若者たちは自然とインターネットを使いこなすようになるのでしょうね。
こういうのは、あまり悲観的には喋りたくないですが、最低限のモラルなどは子供も親もしっかりと確認していきたいものです。