秋に新しいiPhoneが登場しますが、その発表ってだいたいすでにリークされている情報通りのものがでます。
秋の発表で「えー!!!」みたいな衝撃は最近ありませんね。
このリーク情報っていったいどこからでてるのか、もはやAPPLEが情報流してるんじゃないかってくらい正確な情報がリークされるもので、わざとかと勘繰るレベルです。
てか、新型iPhoneの発表前に普通の企業が新型iPhone用のケースが販売するとか、不思議な話ですよね。リーク様様ですね。
バーに置き忘れる
iPhoneのリークは2010年にまでさかのぼります。
この時は、なんとまだ発表前のiPhone4をAPPLEの社員がバーで酔っぱらって置き忘れてしまったのです。
よっぱらってスマホを忘れるというのは日本でも世界でもよくあることかと思いますが、発表前の新型機を置き忘れてしまうというのはなかなかのレアケースです。
しかもこれ、すぐ気づいてお店に戻って回収となれば大ごとにはならなかったのですが、世界中に知れ渡るニュースになってしまいました。
拾った人がGIZMODOという有名なガジェット系の情報サイトにそれを5000ドルで売ってしまったのです。そしてGIZMODOで発表され、ガジェット界では前代未聞の大スクープ記事の登場となりました。(この一件でGIZMODOとAPPLEは不仲になったそうです)
これが大きく報道され、iPhoneの人気も右肩上がりのタイミングであり、APPLEとしては結果的にはその注目度の高さを知らしめた出来事でした。
実はこのあともバーに置き忘れるという事件?が起きており、わざとバーに置き忘れてるのではないかという話がでるほどです。
ただこのときはiPhoneのカラーバリエーションが全部バレてしまい、これがなければもっとセンセーショナルな発表ができて、もっと売れたのでは、という見方もあります。
金になるiPhone情報
現在のリーク情報はバーの置き忘れではありません。現在はiPhoneの工場であったり、パーツを供給したり納入したりするサプライヤーからのパーツ流出が主です。
過去にはブラジャーにいれて部品を持ち帰ったり、ベルトのバックルの内側に部品を隠したりと、中の従業員がそれを持ち出して、売ってしまうのです。
Appleの新型iPhoneやiPadの情報はなぜ発表前にリークされてしまうのか?
こちらの記事によると、盗むだけで年収に相当するお金を稼ぐことができるとあります。
それだけ、新型iPhoneの情報を欲する人がいるということですね。
多くの人がかかわって製品ができているので、どうしたってリークは防げないのかもしれません。
現在は情報が漏れてしまったらAPPLEに罰金を払うという契約をサプライヤーは結ぶそうです。
今年のリーク情報は少ない?
そんなiPhoneのリーク情報ですが、今年もカメラが増えるなどいくつかの情報が流出しています。
とはいえ、今年のiPhoneは昨年と大きく変わる部分は少ないとみられており、リークについてもそこまで情報は多くないといいますか、リーク盛り上がる情報が少ないという見立てのようです。