子供たち涙目、宿題しなかったらスマホからゲームが消える


宿題しなかったらスマホからゲームが消える…そんなのアリ?子供たちにとっては恐ろしい時代がやってくるのかもしれません。

青少年ネット環境整備法が施行される

2018年6月までに青少年ネット環境整備法が施行されます。ざっくりいうと、子供が使うスマホは強制的にフィルタリングサービスをかけられます。

今は中学生でも7割以上、高校生になると9割以上の子供がスマートフォンを使っている時代です。スマートフォン=危険なもの、として禁止している家庭も以前はあったでしょうが、今は子供たち同士のコミュニケーションも親との連絡も含め、スマートフォンの便利さは誰もが理解しているところ。子供もスマホを持たないといけない時代です。

フィルタリングサービスが適応されることによって、特定のアプリを消したり、動作できなくすることができるようです。時間別や曜日別などでも設定できるので、夜は使えなくすることもできます。実際には消すのではなく、見えなくさせる、ということのようです。

宿題をちゃんとやってなかったら遠隔で親が子供のスマホを奪うことができる、ということです。

子供にとっては、なかなか恐ろしいですね。ですが、スマートフォンを利用することで子供が犯罪に巻き込まれるケースもあり、致し方ないことなのでしょう。

青少年ネット環境整備法は、スマホに関わる会社がフィルタリングについての説明義務やフィルタリング有効化措置の義務が課せられたのも特徴です。iOSやAndroidは海外製のものですが、それでも日本国内で法律が適用される範囲で販売を行わなくてはならないので、今後のアップデートでさらにフィルタリングにフィットした機能が搭載されるかもしれません。

スマホは人質

子供にとっては、スマホは格好の人質です。LINEがなくては友達に連絡することができません。ゲームもスマホでやる人も多いです。昔は宿題しなくてファミコンを隠されたなんて話もありましたが、今回のは遠隔で簡単にそれができてしまうということで、子供たちにとっては戦々恐々かもしれませんね。

しっかり宿題やって、スマホはご家庭のルールに合わせて使いましょう!